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2019年劇場鑑賞映画(64本) ざっくり振り返り

2019年も映画館で映画を一定数観た年となった。上半期(35本)、下半期(37本)と数えてみたら計64本。年間55週と考えると、ならせば毎週約一本は映画観で映画を見ていたという計算になる。(自宅観賞も含めれば年間で70-80本位の観賞数だと思う)仕事柄エンタメのトレンドをキャッチアップしておかねばという意識はあるのだが、なかなか全てを追うのは大変なため、好きな映画というジャンルにある程度フォーカスしつつ、他ジャンル(マンガ、ドラマ、アニメなど)もつまみ食いするというスタンスとなる。映画館で観賞する際の作品は、基本興行ランキングで1位になったもの、話題になりそうなものをなるべく早く見ようとしている。(とはいえ、1位作品でも自分にあまりにも合わなかった作品は見れていない)

■2019年劇場鑑賞作品ざっくり振り返り
まずは2019年に見た全作品をリストアップしそれらにざっくり評価した数字を併記してみた。

○作品評価基準
評価は以下の基準でわかりやすく1~5としてつけている。

5:満足 (とにかくよかった、ぐっと来た、泣けた、テンション上がったなど総じて満足した)
4:やや満足(満足、とまではいかないけど見れてよかった。悪い所よりは良かった所が多い)
3:どちらでもない(良い所も悪い所も目につく。満足とも不満足とも言い難いどっちつかず)
2:やや不満足(これはどうなの、見なくても良かったかな、まではいかないけど不満が多い)
1:不満足(これはどうなんだろー、見なくてもよかったかな、自分には合わないな的な)

もちろんいずれの作品からも何かしら学ぶことはあるだろうし、多くの方が製作に関わられているのでそうした方々へのリスペクトは常に持っているつもりである。ただし、どうしても自分に合わなかったり好き嫌いが出てしまうのは仕方のないことだとも思うので、それら込みで個人的感覚をベースに数字を付けている。

蜘蛛の巣を払う女  (2019年1月11日 公開) : 4 
劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」 (2019年1月12日 公開) : 5
マスカレード・ホテル (2019年1月18日 公開) : 3
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 (2019年1月25日 公開): 4
七つの会議 (2019年2月1日 公開) : 3
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ> (2019年2月8日 公開) : 3
ファースト・マン (2019年2月8日 公開) : 1
アクアマン (2019年2月8日 公開) : 4
コードギアス 復活のルルーシュ (2019年2月9日 公開) : 4
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian (2019年2月15日 公開) : 3
翔んで埼玉 (2019年2月22日 公開) : 4
アリータ:バトル・エンジェル (2019年2月22日 公開) : 4
映画ドラえもん のび太の月面探査記 (2019年3月1日 公開) : 3
グリーンブック (2019年3月1日 公開) : 5
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__ (2019年3月8日 公開) : 4
スパイダーマン:スパイダーバース (2019年3月8日 公開) : 4
運び屋 (2019年3月8日 公開) : 4
キャプテン・マーベル (2019年3月15日 公開) : 3
ブラック・クランズマン (2019年3月22日 公開) : 3
名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)(2019年4月12日 公開): 4
愛がなんだ (2019年4月19日 公開): 5
キングダム (2019年4月19日 公開): 5
アベンジャーズ/エンドゲーム (2019年4月26日 公開) : 5
ビル・エヴァンス タイム・リメンバード (2019年4月27日 公開) : 4
名探偵ピカチュウ (2019年5月3日 公開) : 5
プロメア (2019年5月24日 公開) : 5
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年5月31日 公開) : 4
僕はイエス様が嫌い (2019年5月31日 公開) : 4
アラジン (2019年6月7日 公開) : 5
海獣の子供 (2019年6月7日 公開) : 2
メン・イン・ブラック:インターナショナル (2019年6月14日 公開) : 2
ザ・ファブル (2019年6月21日 公開) : 4
X-MEN:ダーク・フェニックス (2019年6月21日 公開) : 2
新聞記者 (2019年6月28日 公開) : 5
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (2019年6月28日 公開) : 5
Diner ダイナー (2019年7月5日 公開) : 3
トイ・ストーリー4 (2019年7月12日 公開) : 4
天気の子 (2019年7月19日 公開) : 4
ペット2 (2019年7月26日 公開) : 3
アルキメデスの大戦 (2019年7月26日 公開) : 4
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー (2019年8月2日 公開) : 3
ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2019年8月2日 公開) : 5
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』 (2019年8月9日 公開) : 4
ライオン・キング (2019年8月9日 公開) : 4
劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ (2019年8月23日 公開): 3
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (2019年8月30日 公開) : 4
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 −永遠と自動手記人形− (2019年9月6日 公開): 4
かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (2019年9月6日 公開): 4
記憶にございません! (2019年9月13日 公開): 3
HELLO WORLD (2019年9月20日 公開): 3
春画と日本人 (2019年9月28日 公開) : 4
ジョン・ウィック:パラベラム (2019年10月4日 公開) : 5
ジョーカー (2019年10月4日 公開) : 5
空の青さを知る人よ (2019年10月11日 公開) : 3
マレフィセント2 (2019年10月18日 公開) : 4
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり (2019年11月1日 公開): 2
ターミネーター:ニュー・フェイト (2019年11月8日 公開) : 4
映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ (2019年11月8日 公開): 4
アナと雪の女王2 (2019年11月22日 公開): 4
アイリッシュマン (2019年11月27日 公開): 4 ※非劇場
ルパン三世 THE FIRST (2019年12月6日 公開): 3
屍人荘の殺人 (2019年12月13日 公開): 3
ジュマンジ/ネクスト・レベル (2019年12月13日 公開): 4
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (2019年12月20日 公開): 3

■2019年 個人的映画MYベスト

上記列記した作品の中で自動的に5をつけたものの中から、2018年のマイベスト10を考えてみた。いずれも甲乙つけがたいほどに2018年、感動(ワクワク、涙、すげえ・・!など色々な感情を想起)させてくれた映画である。

1. グリーンブック (2019年3月1日 公開) 
2. 新聞記者 (2019年6月28日 公開) 
3. アベンジャーズ/エンドゲーム (2019年4月26日 公開) 
4. ジョン・ウィック:パラベラム (2019年10月4日 公開) 
5. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (2019年6月28日 公開) 
6. ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2019年8月2日 公開) 
7. ジョーカー (2019年10月4日 公開) 
8. 愛がなんだ (2019年4月19日 公開)
9. 名探偵ピカチュウ (2019年5月3日 公開) 
10. 劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」 (2019年1月12日 公開) 

■ベスト10作品振り返り
上述した10作品、個人的にどこがグッときたのか追記しておこうと思う。改めて見るといずれかの作品については既に感想をまとめていたりするのでそれらを引用しておく。

10. 劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」
スマホゲーム化で一気に裾野を広げたFateシリーズ。2018年にはゲーム売上が海外も含め1000億円も超え、SONYの決算でもその収益が影響を与えるなど、ここ数年で破竹の勢いを持っている。その流れで公開されている映画3部作。特に桜ルートのこの作品はもう映画館という空間で、あんなシーンを大勢に人と一緒に見るとか大丈夫なのかと思ってしまうほど攻めた作品になっている。そしてアクションはまた禍々しくも勢いある描写が最高にスリリングな出来であった。

9. 名探偵ピカチュウ (2019年5月3日 公開) 
こちらは以下の投稿に以前まとめたのだが、プロモーションとキャスティングの妙が素晴らしかったように感じた、そんな作品だった。

8. 愛がなんだ
邦画の面白さを実感した今作。キャラクター同士の距離感、沈黙、どれもが日本映画だからこそ成立している様な気がした。

7. ジョーカー (2019年10月4日 公開) 
50億円を超えるヒットとなった本作。香港のことも含め、時代性と相まってSNSでの拡散が想定外のヒットを生み出した感がある。(特に若い女性からの共感の声が自分にとっては意外だった)

6. ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2019年8月2日 公開) 
言わずとしれた超ヒットシリーズのスピンオフ。スピンオフと言えどステイサムとロック様が睨み合いながら暴れまくる最高の仕上がりになっている。最終局面のヘリとダンプカーが繋がれた状態でどんぱちやる所はやはりしびれた。このシリーズは確実に予想を超える見たこと無いアクションを見せてくれるのが最大の魅力だと改めて感じる。

5. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (2019年6月28日 公開) 
VR的な表現といいドローンとプロジェクションマッピングを大胆に取り入れた映像表現がとにかく圧巻だった。。

4. ジョン・ウィック:パラベラム (2019年10月4日 公開) 
キアヌ・リーブス本人の孤高な生き様とキャラクターのリンク度合いが最高な本作。(この辺りの感情を書き殴ったら試写会一般当選して気持ちが伝わったみたいで嬉しかった 笑)ユニバース化され遂に3作目まで来たのだが相変わらずイっちゃってるキアヌのアクションは鳥肌もの。(そして要所要所やりすぎで笑える)日本でも興収も10億円に乗る

3. アベンジャーズ/エンドゲーム (2019年4月26日 公開)
最後は力技だが世界興行収入歴代一位を樹立したモンスターシリーズの完結作品。1つの旅の終わりとして個人的にも非常に感情移入してしまった。

2. 新聞記者 (2019年6月28日 公開) 
主演二人の好演と公開時期選定が素晴らしかった本作。


1. グリーンブック (2019年3月1日 公開) 
悩んだが、ベタではあるが個人的にはこの作品を選びたい。常にスクリーンから目が話せない作りだったと感じる。

2020年も既に4分の1を消化するところであるが、コロナウィルスの拡大で映画業界も公開延期を含め大打撃を受けている。遅れてしまったが2019年の振り返りに加え今年の作品ラインナップの整理も改めて進めておきたいと思う。

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