SUGOI(すごい)ホログラムの使い方。想いのこもったプロダクトには、それにふさわしいステージが必要
SUGOIがホログラムという新しい表現に出会ったのはもう何年も前の話ことです。フランス出張中、偶然の出会いでした。
その偶然の出会いから、試行錯誤をくり返しながら、ホログラムとはなんなのかを自問自答してきました。
その中で私たちの出した答えは、「ステージ」でした。
ホログラムを含め、新しい表現や、映像演出が登場すると、その手法が注目を浴びます。その目新しさ、その新奇性が多くの人の目を引きます。でも、それは、ほんの束の間。次の新しい映像演出が登場するまでです。
その期間は、本当に偶然に左右されるので、1年以上もつものもあれば、下手をすれば数ヶ月たらずで、新しくて話題性のある技術が登場し、忘れ去られるものもあります。
ここで私たちが考えるべきなのは、技術を残そうということではありません。ましてや、より珍しいこと、より新しいこと、よりバズることではありません。
何よりも大切なことは、より強く・深く想いを表現できるかどうかです。そして、ホログラムはその可能性が十分にあります。
それは、ホログラムを「ステージ」として考えた時の可能性です。
珍しさも、新しさも失われたとしても、想いのこもった商品が必要としているのはステージです。そのプロダクトがより輝くことのできるステージです。
そのステージになる、今までになかったステージになる可能性がホログラムにはあります。
想像してみてください。プロダクトがストーリーや想いをまとうようになったところを。それも、比喩ではなく、現実に。
いままで、プロダクトのストーリーや想いを語るときに、必要なことはテキストや映像などプロダクトの外側にあるものでした。しかし、ホログラムはそれを文字通り結び合わせることができます。
方法はとてもシンプルです。ホログラムの投影部分に、プロダクトを置き、その上から・周りに映像を投影します。
そうすると、そのプロダクトが持っているストーリーや想いを詰め込んだ映像が、プロダクトの周りから立ち昇ります。あらゆるプロダクトの開発者が望んでいたことが、現実になるのです。
それはもちろん、新しい技術だからできることですが、それ以上に、想いのこもったプロダクトと、ステージとしてのホログラムが出会ったからできることです。
ステージとして活躍するホログラム。どんなものか、こちらの映像をご覧ください。