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結婚、妻の妊娠:先天性心疾患の娘と共に成長する#3

私は大学を卒業後、地元に帰り、自動車部品メーカーに就職しました。

就職して2年目の夏、学生時代から交際していた年上の彼女と、結婚しました。

結婚するまでは、幼稚な自分が父親になって子供を育てるなんて、想像出来ないなぁという感覚でした。

それが、結婚後すぐに心境が変わってきて、妻と買い物などに出かけた先で、子供連れの家族を見かけると、子供が欲しいなと思うようになりました。

当時、妻は31歳でしたので、妻の身体の負担を考えると、早めに子供が出来た方が良いんだろうという思いもありました。

その年のクリスマスイブ、32歳になった妻が妊娠していることが分かりました。

素敵なクリスマスプレゼントを貰ったねと、妻と話していた記憶があります。

結婚して間もなかったので、もう少し2人だけの生活を満喫したかったなぁという思い、父親としてちゃんと子育て出来るだろうかという緊張感、自分に子供ができるという喜び、単純に嬉しいなぁという気持ちだけではなかったと記憶しています。

それから、妻は近所の産婦人科に通うようになるのですが、妊娠7、8ヶ月くらいの時に、お医者さんから思いがけないことを言われました。

もしサポート頂けたら、なにか習い事や、酸素ボンベ用リュックサック購入などの、娘用に使わせて頂こうと思います。