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寒梅酒造と東北福祉大学の「削らないお酒」への挑戦

「精米歩合」の違いで、大吟醸になったり吟醸になったりするのか、と初めて知った時には驚きました。そんなことなんですね。お米を「削る」ことで、「雑味」がなくなる、と。

でも、やっぱりお米の半分も削ってしまうというのは、よっと心情的にもったいないですよね。

そんなもやもやにチャレンジするお酒を宮城県の寒梅酒造が、東北福祉大学とコラボして作っています。その名も「金のいぶき」。

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栄養の宝庫である胚芽が通常のお米の3倍あるお米「金のいぶき」を使用した薄濁りのお酒で、お米の名前がそのままお酒の名前になっています。

「金のいぶき」は、2006年に、寒梅酒造もある宮城県古川の、農業試験場で産声をあげ、玄米の新ブランドとして期待されています。通常のお米の3倍もある巨大胚芽には、アミノ酸の一種であるGABA(y-アミノ酪酸)やビタミンE、食物繊維などの栄養素をたっぷり含んでいる健康に良い玄米です。

そのお米を使い、精米歩合94%、つまり削るのはたった6%という、究極的に削らないことにこだわったお酒が完成しました。

本来の旨みと力強さを是非試してみてくださいね。セキュリテストアで好評販売中です。



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