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上司の魅力が部下のやる気に影響するわけ

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は部下育成で悩むとある課長からの相談ケースを取り上げます。

【とある課長の悩み】
将来的に期待している部下がいます。その部下に一つ上の仕事をしてもらいたいと思っています。目標管理面談で「将来的に課長になって欲しい」「今年度も成果を期待している」「このままA評価を維持できるように頑張って欲しい」等、期待の言葉を伝えていますが、本人は管理職になることに魅力を感じていない様子です。
どうしたらいいでしょうか?

■あなたは魅力的な上司ですか?
部下に期待の言葉は確かに伝えています。しかし、伝えている内容が全て役職や評価のことに終始している点に課題があります。
部下は外的キャリア(仕事内容、役職、給料など、外側から見えやすいもの)に魅力を感じていないのではないでしょうか。
一方、内的キャリア(価値観、やりがい、働きがい、仕事に対する想い等)を面談で聞くことにより、部下の仕事に向き合う姿勢・考えを聞くことができます。

さらに大切なことは、あなたは部下からみて魅力的な上司であるか。ということです。将来、課長みたいになりたい!と思う上司像になれるか。

ズバリ、部下が管理職に魅力を感じていないのは
管理職である「あなた自身に魅力がない」からです。

■役を演じることの重要性
役職は会社から与えられる役割、責任の範囲です。役者と同じように課長役を演じることが求められています。如何に魅力的な上司を演じることができるか、あなた自身が考える「魅力的な上司とは何か」を書き出し、その書き出した内容を日々の仕事で演じてみてください。

日々の努力の積み重ねで「魅力的な上司」に近づいていくことでしょう。

その結果、期待している部下が「課長みたいになりたい」と言ってくれたら、こんなに嬉しいことはないと思います。

他人を変えるより、まずは自分自身を変えていきましょう!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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