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部下同士の対立!さぁ、上司としてどうする?

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は質問をいただいた内容を取り上げていきます。

【質問】
40代の管理職(男性)です。部下のことで質問します。
部下同士(同じ30代)が仕事に対する姿勢、意見の相違で対立しています。
他のメンバーからもその光景を見ていて仕事がやりづらいとの相談も受けて
います。
何かアドバイスをいただけたら幸いです。

【回答】
仕事に対する姿勢や意見の相違は誰にでもあることを前提として考えましょう。
それが相手に対して非難や否定をあらわにすると問題になってきます。

<仮に2人をAさん、Bさんとした場合>
Aさんの仕事の姿勢、Bさんの仕事の姿勢、各々の仕事に対する価値観等から
違って当然と考えてください。

意見の相違は、「2人とも自分の中での正しさ」があります。どちらが正しい
間違っているわけではないということです。

その「正しさ」を相手に押し付けるから対立になるわけです。

では、上司としてどう対応するか?
あなたとAさん、Bさんの3人で話し合いの場をつくってください。

そのうえで、ホワイトボードを用意(なければ紙でも構いません)
① Aさんの考え、意見を聞く(一切、あなたもBさんも口を挟まない)
 ※ポイントをホワイトボードの左下に記載

② Bさんの考え、意見を聞く(一切、あなたもAさんも口を挟まない)
 ※ポイントをホワイトボードの左下に記載

③ あなたが部門としての「ありたい姿」を伝えてホワイトボードの
 右上に記載する
 
 ※この段階で部門の「ありたい姿」とAさん、Bさんの現状が明確に
  なります。つまり、「目標」と「現状」のギャップが明確になります。

④三人が ギャップを俯瞰して、どのようにアプローチをしたら良いか?
 ディスカッションを行う。

⑤議論の方向性が決まらないのであれば、Aさん、Bさんの考え、意見の
 メリット・デメリットを整理し、最善策を考える。

この流れで一度、試してみてください。

大切なことは、各々の思考を脳の外から出して「外在化」することが
ポイントです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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