フリーランスあるある3選
こんにちは。
フリーランスでSEをやっていると言うと、色々誤解を受けたり、様々な話が来たりします。
今回は、フリーランスのSEになるとよくあることを大きく分けて3つ書いたので、これからフリーランスでSEをやろうと思っている方は参考にしてください!
色々書いたら長くなってしまいました🙏
■思っているほど自由ではない
フリーランスのSEってスタバでカタカタやってる人でしょ?って思ってるあなた、ほとんどの場合それは違います。
安定した収入を得たい場合、SESという形で働く人が多いです。
なぜなら、個人の信用力は異常に低いので、大企業と取引をしてそれなりの金額をもらおうと思ったら、委託されてる会社の社員の体で入らざるを得ないからです。イメージは下請けですね。
見た目上は派遣社員や会社員と変わらないと思っていただければいいかなと思います。
それが何を意味するかというと、テレワークでない限り日中は普通に出勤するので、時間を自分でコントロールすることは難しいということです。
もしもスタバでカタカタ系を目指すのであれば、クラウドワークスなどの副業サイトから仕事を得たり、個人的な繋がり等から仕事を得るのかなと予想しています。
その場合、安定からは少し遠ざかるイメージです。
また、出世競争からは自由になったかもしれませんが、能力主義なので別の競争に巻き込まれます。
見られるのは過去なので、面談では過去何をやってきたかが非常に重要視されます。そこは普通の転職と変わりません。
可能性を見てもらい新しいチャレンジをしたいなら、会社員の方が向いています。
フリーランスでも新しいチャレンジはできますが、金額が下がっても良ければという条件が付くことが多いのが実態です。
■意外と収入は安定する
フリーランスになるの怖くなかった?とよく聞かれますが、身近な人がやっていれば恐怖は少ないかなと思います。
もちろん、新たなチャレンジは何でも緊張しますし、恐怖がないと言ったら嘘になります。
みんながビビる理由の大きな理由が、収入だと思います。
ところが、上記の通り契約は変わりますが、会社員とあまり変わらないSESという働き方を選択すれば、収入は安定することが多いです。
PJ(プロジェクト)が終われば次のPJに移るという意味では、会社員より人間関係や勤務地が何回も変わる可能性が高いのと、使えないと判断されればクビにもなります。
また、稼働時間契約がほとんどなので、1月や5月など祝日が多い月は下限を下回らないように注意が必要です。
ちなみに、SEからITコンサルに変えてしまえば収入は多少上がるはずなので、収入を重視する方はそれも視野に入れてもいいかもしれませんね。
■様々な勧誘を受ける
フリーランスのSEという形態が流行っているからか、以下の3タイプの方からお誘いを受けることがあります。
(1)仕事を提供したい人
SESの会社を経営している社長や社員、副業紹介をしたい方などから、会いましょうとか情報交換しましょうという連絡がしばしば来ます。
情報交換って何でしょうか?
情報交換と言って近づいて来た人で、まともな情報を持って来た人に未だ会ったことはありません。
最近はフリーランスのSEが増えたこともあり、SESの会社を経営している人も増えています。
情報交換と言って近づいて来る人の多くが、自分の会社を通して働いてくれないかなというパターンが多いです。
また、なぜかフリーランスと言うと上述の通り日中も空いていると勘違いされて、日中会えないかと聞かれるのですが、厳しいことが多いです。
副業紹介しますよみたいな人もなぜか日中を指定してきて、こちらの状況を聞かれないことが多く一方的なこともあります。
仕事に困ってないのにそれをされると、イラッとしてしまいます。
本当に関係を築きたいのであれば、自分の要望ばかり言ってうまくいくはずがありません。
仕事を紹介したいと言ってくる方々はTakerのこともあり、正直何回か嫌な思いをしたこともあるので、仕事に困ってない限りは誰に会うかは考えた方がいいかもしれません。
(2)協業したい人
最近起業した社長や、フリーランスの方からは、一緒に何かできないかという打診を受けることもあります。
いわゆる副業のことも多いので、やりたいことがあったり、幅を広げたいなら試してみてもいいかもしれませんね。
ただ、後で揉めないように事前に契約を巻くなど、あまり関係性がないならやるべきことはしっかりやった方がいいとは思います。
フリーランスは複数の仕事がしやすい分、全て自己責任になるので。
(3)仕事を紹介してほしい人、助けてほしい人
起業したての人や、社会に適合できないからフリーランスになった人は、軌道に乗せるために仕事や人を紹介してもらいたがっています。
困ってる人がいたら、僕は人と人を繋げることもありますが、与えてもらっている立場から早く脱却しなければ、正直なところその人が稼ぐのは難しいと思っています。
(3)のタイプは(1)の方々に搾取される対象にもなりがちなので、早く自立できるように努力しましょう。
■最後に
色々書いたことでお気づきだと思いますが、フリーランスのSEになることは当然メリットもデメリットも両方あります。
フリーランスが必ずしも良い選択とは限りませんし、会社員が悪いとも思っていません。
僕の場合は途中経過として選択してるだけで、フリーランスをやりたくて仕方がない状態でなったわけでもありません。
なぜフリーランスになろうと思うのか、そこを明確にすることが大切です。
先に経験している身として、できることがあれば相談してもらっても構いません。
理想に近づくための選択をしていきましょう♫
杉山崇裕
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