AICAミラノサローネ2023報告会・名古屋ショールームに行って来ました。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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2023年07月21日（金曜日）
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。
先日、日ごろより大変お世話になっております
「アイカ工業」さんが1年に1回開催されます
アイカ工業愛知県名古屋ショールームでの
イタリア・ミラノサローネ報告会に参加してきました。
ことしで61回目の開催になります
『ミラノ国際家具見本市』。
2023年04月18日～2023年04月23日の六日間
来場者数：30万7,418人と細かくカウントされまして
世界181ヶ国よりご参加されたそうです。
来場者：前年比15％増加で
出展社数：1,462社。そのうち34％が
イタリア国外の会社さんだそうです。
とは言えですね、ここ3年間は
コロナ禍という規制の中での開催だったために、
フルパワーでは開催出来なかったみたいで
ことしから、完全フルパワーで
開催出来るようになったそうで、
ようやく、通常通りの開催で家具屋 杉田も
個人的に良かったなぁ。との感想を持った次第です。
この「ミラノ国際家具見本市」とは
世界に向けての家具の『トレンド』の世界発信地
でして、広さが東京ドーム10個分とかなりの
広さらしいです。
世界中にどんな色彩の家具が流行るか、や
どんなデザイン、どの木種が今『トレンド』なのかが
一目瞭然でわかるとお聞きしております。
家具屋 杉田も一度は訪れたいなぁと思ってはいるのですが
なかなかお金もかかりますので
『今後の目標』と。いうことで頑張っていきたいかなぁと
思ってはおります。
「アイカ工業」さんの方から
プロジェクターを使って、写真や動画、資料と
いろいろと見せて頂いたのですが
報告会内での参加者によります
撮影した写真や資料の
「SNSへの投稿は、控えてください。」との
お達しだったので、申し訳ありませんが
杉田木工所note内での
ミラノサローネ報告会資料・写真等の掲載は
出来ませんのでご了承いただきたいと思います。
REPORT SUMMARY 〈KEYWORDS〉
【STYLE TRENDS・スタイルトレンド】
SOFT＆FLEXIBLE / CMF MIX「柔らかさと順応性 / CMFミックス」
丸みのあるソフトなスタイル。フレキシブルな家具や照明と合わせてトレンドにコーディネートはCMFを複雑に組み合わせつつ調和させるスタイル
【COLOR TRENDS・カラートレンド】
ORENGE＆TERRACOTTA / BLUE＆GREEN
PURPLE / YELLOW / MULTI COLOR / GRADIENT
【MATERIAL TRENDS・マテリアルトレンド】
STONE
ホワイト、ブラック、レッドを中心としたカラー、ダイナミックな大理石のアクセント使いも
WOOD
全体的にボリューム増加、塗装を施すか、ナチュラルな表情を残す
METAL
高鏡面のミラー仕上げ、ゴールド、真鍮(しんちゅう)が増加
GALSS
無色透明のクリアなガラス、型押し等の加工ガラスは継続
FINISH
ブークレが定番化。ベルベット、荒れたテクスチャなど触感のバリエーション豊か
【TOPICS・トピックス】
JAPANSE-INSPIRED［日本からのインスパイア］
日本的なモチーフや素材を使ったアイテムが増加。特に照明で多く見られた
FUORISALONE [フオリサローネ］
写真映えするインスタレーションに注目集まる
【家具屋 杉田の感想】
家具って思想とか哲学とか
文学的な表現とかが多くて、よくわからない方も
多いのではないかと思います。
家具屋 杉田も昔から、
「なんだかなぁ。」と思いながらこういう
展示会や勉強会に参加しています。
大学を出た偉い先生方が
高貴なモノとして、人が使うアイテムの抽象的な
あり方を言葉にするとこんな感じなのでしょうか。
僕も昔から、よく理解出来ません。
僕が感じた感想としましては
直線よりも丸みの家具や椅子が多い。小型のソファをいくつか組み合わせてリビングでくつろぐ。
色彩は、2022年から流行っている「翠・みどり」は継続して人気。これに「碧・あお」が入る感じ。「赤・あか」は「橙・だいだい」になっていく。アクセントカラーとして「紫・むらさき」「黄・きいろ」がちょっと入る。
石目・木目・鉄・コンクリートの素材がそれぞれの強みを組み合わせてバランス良く家具になっているモノが多い。アイカ工業さんのメラミン化粧板のラインナップは見事にそれを踏襲して開発・発売されている。
ガラスがまた見直されるかもです。テーブルトップに使ったり、ガラスのみで小型の「てーぶる」になったり、他の素材と組み合わせたりと量販家具店さんでも目にする場面が増えそうです。
パターン柄と呼ばれる連続した凹凸を纏った家具。またアイカアールが流行るかもしれません。
「和紙」や「竹」、「籐」などの日本の伝統的な素材を使った家具も展示されていて、アジアデザインとアジアマテリアルが流行るかもしれません。個人的には、デザインラボHONOKAによるイグサを使った家具の「TATAMI ReFAB PROJECT」がおもしろいと思いました。
全体的には「照明」LEDをつかった家具やインテリアが
当面、いろいろな場面で流行りそうな勢いを感じました。
写真や動画等が掲載出来なくて
申し訳ないです。
もし、いずれかにご興味がありましたら
杉田木工所まで
お問い合わせ頂ければと存じます。
僕は、家具をお使いになられる方が
便利で、気持ちよい日常が送れる存在の家具たちが
お客様に届けばと思ってます。
流行はたしかに仕掛けるものかもしれませんが
それを「良し」とするかはお客様ですから。
また、来年もミラノサローネ報告会に
参加出来たら参加してきます。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
【みなさまからのこえのまどぐち】
みなさまからの木・家具・収納・カウンター等の
ご相談を承っております。
お電話をする事に、お気持ち的に躊躇い(とまどい)のプレーキが、掛かってしまう方は、メールやファックスでも良いですよ。
杉田木工所のメールとファックスは365日24時間営業をしております。
杉田木工所Boo-logへの意見・苦情等でも構いません。
お問い合わせ内容をお手紙にしたためていただいて、送ってください。
【杉田木工所】電話 0564-52-3279
※☏お電話でのお問い合わせは
月曜日～土曜日 8:00～18:00とさせて頂いてます。
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