アイカマーレスボード・プレミアムテクスチャー(BBQ)とアイカJWボード・プレミアムテクスチャー(NEW)の違いについて書きます。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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最近製作したオーダーメイド家具で
アイカマーレスボード・プレミアムテクスチャー・BBQ-10205
という化粧板を使用して製作したのですけど
同じ10205シリーズでアイカJWボード・プレミアムテクスチャー
NEW-10205がありまして
メーカー・アイカ工業さんからサンプルを取り寄せて
比べてみたのですけど
ほとんど同じでありまして
何が違うのかをメーカー・アイカ工業さんにも聞きまして
ようやく違いがわかりましたので
ここに書きたいと思います。
【アイカ・マーレスボードPT・プレミアムテクスチャー】
〔耐擦り傷性化粧板〕
BBQ
2.5㍉ 3×6サイズ 1枚 ¥7,200.- 10枚入
(¥ 79,200.- 消費税込み)
2.5㍉ 3×7サイズ 1枚 ¥9,200.- 10枚入(¥101,200.- 消費税込み)
2.5㍉ 4×8サイズ 1枚 ¥14,200.- 2枚入
(¥ 31,240.- 消費税込み)
メーカーさんが言われるには
表面に耐擦り傷性シートが貼ってあるそうです。
かなりの衝撃や力強くモノを当てたり
致しますと、凹んだり傷が付くには付くそうですが
通常の化粧板よりは表面強度が強く設定してある
そうなので、棚板の上面とかに
ご使用になっても大丈夫だそうです。
でも、下駄箱の棚板とかに使用して
ほぼ毎日のように靴を乗せたり出したり
してますと、土台、「強化紙」という紙には
変わりありませんので、ベニヤの素地面が
出現するとは家具屋 杉田は思います。
その時は、棚板をリニューアルして
頂いた方が良いとお勧めします。
【アイカ・JWボードPT・プレミアムテクスチャー】
〔盛上強化プリント化粧合板〕
NEW
2.5㍉ 3×6サイズ 1枚 ¥6,700.- 10枚入(¥73,700.- 消費税別途)
2.5㍉ 3×7サイズ 1枚 ¥8,700.- 10枚入(¥95,700.- 消費税別途)
2.5㍉ 4×8サイズ 1枚 ¥13,500.- 2枚入(¥29,700.- 消費税別途)
メーカーさんが言われるには
表面強度はBBQには劣るそうです。
傷が入りやすいのとあまりお客様には
関係のない仕様なのですが、
表面に接着剤が付いても「有機溶剤」と呼ばれる
シンナー系の拭き取りはやめてください。
とメーカーさんには言われました。
シンナー系接着剤拭き取り溶剤でも
表面化粧になにか影響が出るそうです。
強化紙が取れたりするかもです。
この事につきましては、後日
杉田木工所は余剰化粧ボードで
実験してみようと思っております。
サンプルを正面から
見比べてもほとんど見分けが付きません。
【BBQとNEWを見比べた結果】
写真撮影の仕方が悪くて
お伝えしたい結果が出ていません。すみません。
ほんとは、右のBBQの方が少し白っぽく
光ります。
杉田木工所にご来所頂き
実際にサンプルを見比べて頂きますと
違いはわかります。
まとめです。
NEWの方が
木目がしっかりと出ているように見えます。
家具にして、全体の感じが
より本物の「木(もく)」に近い質感で
見えるそうです。
そのかわり、表面の耐擦り傷性は
弱いので、長く使用している間に
擦り傷がいくつかついてしまうかもです。
BBQの表面の方が、若干ザラザラしております。
メーカーさんが
お客様向けにご用意しているバリエーションですので
オーダーメイド家具の表面材を
お決めになられる時にゆっくりと
見比べられ、どちらかをご選択頂ければと
存じます。
4×8サイズメラミン化粧板の設定しかない
化粧板が多い中、
いくつかの木目柄には
メラミン化粧板他に同柄で
BBQとNEWがご用意されている品番が
あります。
どちらを選択されるかは
オーダーメイド家具屋のアドバイスも
参考にお選びください。
金額はさほど違いはございません。
杉田木工所 家具屋 杉田は、
BBQをお勧めいたします。
ロングスパンという納品後の耐久性を
考えますと、表面強度がある方が
良いと思うからです。
最終的にはお客様のお好みになります。
全部メラミンという選択肢もありますので
3パターンをしっかり見極めて頂ければと
存じます。
次回予告。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
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