和室二間を洋間にして、既存の木材を使って家具を作り洋間に置きたい。についてのアンサー。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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【杉田木工所 代表 杉田 光正 プロフィール】
2023年07月07日(金曜日)
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。
先日、このような
お問い合わせをいただきました。
【杉田木工所へのお問い合わせを内容】
まずは、杉田木工所に
お問い合わせを頂いた事。
これに感謝申し上げます。
ありがとうございます。
率直にお答えして
家具を製作することは可能だと思います。
厚みはわかりませんが
1,800㍉×500㍉のケヤキの板を天板に使って
家具の収納を製作することは
おそらく可能だと思います。
【問題は『予算』だと思います】
厚みがわかりませんが
仮に厚みが35㍉の1,800㍉×500㍉のケヤキの
板を天板に使用するとしましょう。
天然木なので、「素地」の板のまま
取り付けるわけには参りません。
塗装を施す必要があると考えます。
現状のケヤキの板に塗装が施してあれば
一度その塗装をすべて剝離(はくり)して再塗装する必要がございます。
家具塗装とは、
建物の壁や天井に塗るペンキのような塗装とは
ちょっと違います。
いくつか種類があるのですが
今回は、いちばんポピュラーな着色ウレタン塗装を
想定いたします。
最高に見積もっても
ケヤキの板の再塗装だけで
¥55,000.-(消費税込み)~¥66,000.-(消費税込み)
は必要になって参ります。
【収納にするにも木材を買い足さないと家具にはなりません】
現状の既存木材だけでは
収納家具を1台にするのは物理的に
無理だと思います。
いくらか買い足さないと家具にはならないと
思います。
扉を観音開きの扉にするなり
引き違いの扉にするなり
いずれにしても材料と工賃がかかります。
収納の中に棚板をとりつけるのか
引き出しをとりつけるのか
いろいろと仕様によっても見積金額が
違ってくるとは思います。
【概算ですが、このぐらいは最低必要かと思います】
現状の木材も見て確認していませんし
どのぐらいのサイズの収納かも決めていません。
なので、あくまで概算なのですが
¥165,000.-(消費税込み)~¥220,000.-(消費税込み)
を概算のお見積金額としてお伝えさせて頂きました。
仕様内容によっては、¥300,000.-(消費税込み)近くに
なることもあり得ます事はお伝えしておきます。
【オーダーメイド家具はコストがかかります】
オーダーメイド家具は
コストも時間もかかります。
現状のご自宅に使ってある
木材を使って家具を製作するということは
どこの家具量販にも売っていない
お客様のご自宅に合わせた質感とサイズで
製作された家具収納です。
量産家具コストが仮に『1』かかる工程や
材料があるとしたら
オーダーメイド家具のコストは同じ工程で
『3』かかると
ご理解を賜りたいと存じます。
杉田木工所。
以前よりお伝えいたしておりますが
「家具のリメイク」には「ストーリー」の存在が
不可欠かと思います。
これまで暮らしてきたご自宅の一部を
新たにリフォームしたお部屋にも置くなり
取り付けるにして引き続きそこに存在してほしい。
と言った「ストーリー」が宿っているかが
必要不可欠かと存じます。
もし、「ストーリー」の続きを
杉田木工所に託されたいのでしたら
全力でお手伝いさせていただきます。
ゆっくり考えください。
時間はあります。
インテリアなのか、ゲン担ぎなのか。
お決めになられるのは
お客様です。
杉田は、そのお手伝いをするだけです。
良い返事。
お待ちしております。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
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