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アイカ工業さんメラミン化粧板カットサンプルのリユースに向けたトライアルを開始。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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2023年05月23日(火曜日)
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。

【トライアル実施の背景】
 当社の主力商品であるメラミン化粧板は、屋内空間に彩りや機能を与える建築素材です。耐熱性・耐水性・耐摩耗性に優れており、店舗・病院・学校・オフィス・住宅などの空間で、テーブル・什器・パーティションの表面材として広く使用されています。設計・デザイン時にはカットサンプルを用いて柄を確認するため、メラミン化粧板のカットサンプルは年間約40.5トン(2022年度実績)が出荷されており、使用後のサンプルの多くは、産業廃棄物として処理されていると考えられます。
 ESGやSDGsへの社会的関心が高まる中、この状況を課題と捉え、全国のアイカショールームおよび本取り組みにご賛同いただいた3社・6拠点の合計10箇所に回収ボックスを設置し、使用済みのアイカメラミン化粧板サンプルを回収するトライアルを開始しました。回収後のサンプルは、消毒・検品を行った上でリユース品であることを示すシールを貼り、ショールームにてリユースします。
 今後、検証を重ねながら実施拠点や対象サンプルの拡大を検討してまいります。まだ使えるものをリユースすることで、環境負荷の低減とSDGs目標12「つくる責任・つかう責任」の実現を図ります。当社は、事業活動を通してSDGs(持続可能な開発目標)の達成とサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

アイカ工業ホームページより。

【トライアルの概要】

■回収ボックス設置箇所
アイカショールーム(東京・名古屋・大阪・福岡)
および賛同企業各拠点の合計10箇所

■協賛企業と実施拠点

株式会社スペース(本社・名古屋本部・大阪本部)
株式会社船場(本社・関西支店)
株式会社J.フロント建装(大阪オフィス)

■対象サンプル

割れ・欠け・書き込み等のない、使用済みのアイカメラミン化粧板サンプル

※上記箇所以外での回収や郵送での受け付けは、
 実施しておりません。ご了承ください。


カットサンプル回収ボックス。

アイカ工業さんが
我々のような家具屋や、建築設計士の先生や
インテリアコーディネーターという肩書の方々に

無料で配布している化粧板のカットサンプル材を
全国10箇所に回収ボックスを設置されて
使用済みのアイカメラミン化粧板の

カットサンプルを回収する活動をはじめられました。

2022年度の実績で年間40.5トンもの
カットサンプルが出荷されているそうで、
使用済みのカットサンプルは産業廃棄物として

処理されていると考えられているらしく、
廃棄されるところまでメーカーで面倒を見ましょうという

現代社会の製造業における環境活動の一環で
ありますSDGs(持続可能な開発目標)の達成と
サステナブルな社会の実現に貢献する。

という使命感の下、はじめられたそうです。

杉田木工所も毎年、03月から04月にかけて
メーカーさんが出してくる新作メラミン化粧板
のカットサンプルは出来るだけ取り寄せるように

しておりまして、今のところ、取り寄せた
カットサンプルを廃棄した記憶はなく、全部と言っていいほど
ストックしてある状態です。

カタログから外されてしまった品番化粧板は
まずお客様の目に触れることが無くなりますので
規格サイズや端材を杉田木工所の在庫として

ストックしていても、劣化していくだけで、
その果てに廃棄があるだけなので、勿体なく

杉田木工所のメラミン化粧板在庫に関しましては、
杉田木工所メルカリサイトにて、販売をしておる次第であります。

大方のオーダーメイド家具製作所では
カットサンプルも在庫の端材化粧板も果ては
廃棄していると思います。

杉田木工所のやり方が良いのか
いけないのかはよくわかりませんが、
今のところ、どこからも怒られた経験はなく

全部の在庫化粧板が売れたわけでもないですけど、
なにかと助かってはおります。

カットサンプルに関しては、
もう必要ないな。と思う品番に関しては
今後、メーカーさんが用意している

回収ボックスに返却しようとは思っております。

柄や色彩によっては、このカットサンプルでも
サンプルとして小さい。と言われることもあります。

しかし、これ以上大きなサンプルをご用意しようと
いたしますと、1枚化粧板を買うしかありません。

お客様各位におかれましては
そのあたりの事情はご了承いただきたいと思います。

カットサンプルを集める作業も
わりと大変なんですけど、必要なくなった
カットサンプルを回収頂けるのであれば

廃棄するよりは、また、何かになるのでしたら
その方が良いと思います。

杉田木工所、この活動に
積極的に参加いたそうと思います。

SDGs


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