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「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」への加盟を解禁すると正式に発表。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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銀行業界でつくる
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は
銀行間の送金に用いる「全銀システム」への
参加資格を2022年10月をめどにスマートフォン
決済アプリ事業者に拡大すると発表されました。

PayPay」や「楽天ペイ」などが対象となるそうです。

システムに加わっている他の決済アプリや銀行口座に
送金できるようになり、ユーザーの利便性が高まるみたいです。

参加申請からシステム接続までに14ヶ月程度かかるそうで
日本銀行に当座預金口座を開設したり、接続試験を実施したり
する手続きが必要になるそうです。

システムへの参加は安全性の観点から、銀行などに預金を
取り扱う金融機関にしか認められていませんでした。

スマホ決済アプリ事業者は現在、銀行を通じて間接的に
システムを利用し、決済システムを提供しているが、銀行に
支払うと手数料が高くて、キャッシュレス決済普及の障害に
なっていました。

他社の決済アプリや銀行口座への送金も出来ませんでした。
システムへの尊家で負担するコストが下がる可能性があるそうで

全国銀行協会の会長も
「全銀システムの参加資格拡大は日本の
 キャッシュレス化に大きく寄与する」と
期待しているそうです。
※中日新聞さんの記事より。


フィンテック企業が接続可能に

ようやく、他行宛の金融機関振込手数料にメスが入ったかもしれません。
なんでも順番なのかもしれませんが
もう少し早く、スマホ決済事業者が、全銀システムに加盟できるように
して欲しかったと思います。
まぁ、ようやく実現しそうなので、良しとしたいと思いますが。

全銀ネット50年の経緯

全銀システムの接続は預金取扱金融機関に限ることで安全性を保ってきた。銀行間の振り込みや決済は3メガバンクやゆうちょ銀行、信金・信組など約1150機関が加盟する全銀システムで処理する。フィンテック企業は加盟できず、送金する場合は同じアプリの利用者同士だけだった。

利用者は自分の決済アプリから他人の銀行口座に送金することが可能となる。他人が銀行口座から送ったお金を自分のアプリで受け取ることもできる。フィンテック企業、銀行いずれも手数料をとる可能性があるが、料金は各社の判断に委ねる方向だ。競争が起きれば手数料に下げ余地が生まれる。

システム開放は公正取引委員会が20年、閉鎖性や高止まりする振込手数料を問題視する報告書を公表したことが発端だ。政府は20年7月に閣議決定した成長戦略実行計画で振込手数料の引き下げ方針を打ち出した。金融当局や業界団体、システム会社などはフィンテック企業への対象拡大や接続手法について議論してきた。
※日本経済新聞の記事より。

公正取引委員会さんのご苦労は、想像を絶しますが
この方々が、このような提案をして、実行に移さないと
いつまで経っても、業界団体の壁は超えられないので、
公正取引委員会の方々には、お礼申し上げる次第であります。

スマホ決済事業者さんたちの責任と負担は、
重くなると思いますが、一般利用者の我々が、便利にお金の
取扱いを出来るようにして頂くための日銀や政府との取りまとめですので
是非とも、この関係性が今後も維持されるように願うものであります。

我々、建築業界の古い支払サイクルで売り上げ金を受け取っている
事業者がもっと早く簡単に、売り上げ金を受け取れるようになると
嬉しい限りです。
クレジットカードやQRコード決済を使った支払いと受け取りが
BtoBの建築業界で出来るようになると資金繰りも楽になります。

振込手数料や決済手数料を現状より下げて頂いて
業界全体で利用するようになれば
日本経済の生産性も上がり、景気も良くなるものと
考えます。

まだ時間がかかるみたいですが
とてもありがたいニュースでありました。

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