努力が全て水の泡と化す恐怖


気持ちが昂ると口が悪くなるのに困っています。すぎたです。

自己紹介にも書いたのですが、
(読んでいない方はよかったら読んでください!)
私は大学祭実行委員会で副委員長を務めさせていただいています。

大学祭の中止を決定するところも多い中、
うちの大学は、実行委員会の意見を真摯に受け止めてくださり、
学校医との意見交換も三者で行い、
ステージなどの生配信と、SNSやインターネット上での企画で大学祭を開催する予定です。

本来ならば、すでに詳しい企画内容が確定し、装飾物の作成やリハーサルを行っている時期なのですが、いかんせん歴代で前例がなく。
だいたいの基盤はあるにしても、具体的なところは手探りで新しいものを作っているため作業にとても遅れが出ています。新しいものをつくっているのに。
未だに配信の業者さんは決まらず、ステージ以外の企画も曖昧なまま。
出口のないトンネルを、予備の電池を忘れた懐中電灯だけでずっと歩いている気分です。

さらに

追い討ちをかけるような第2波。
これにより、実際に集まって活動することが約2週間禁止されました。オンライン上でできることってなんだろう…。また悶々とする日々です。

最悪の事態

でも、それでも、それよりも最悪な事態があります。
それは、大学祭直前の中止決定です。
今までの努力は全て水の泡。オンライン授業で疲れきった学生や先生方、地域の方に笑顔を届けることもできないまま、今年度の大学祭は終焉を迎えます。

私としてもそれは絶対に避けたい事態です。
なんせ、100人を超える委員がこの日のためにたくさんの時間を使って準備をしてきたことが、一瞬で全て崩れてしまうのです。
もちろん大学祭を一緒に支えてくださっている業者の方たちの努力も。
3年生に至っては(私も)、3年間の大学祭実行委員会での集大成が水の泡、すでに例年通りの開催が不可能なことで多少悔しい思いがありますが、さらにその傷をえぐることになります。痛い。

努力の過程は裏切らない、なんて綺麗事は言わないでください。
結果至上主義なわけではないですが、いち大学祭実行委員としてはお客さんに楽しんでもらうまでが大学祭です。私たちだけが努力したところで、フィードバックがなければ成長することはできないのです。

社会に出ている方たちは?

学生である私たちが苦しい思いで作業を進める中、社会に出ている方たちは注力していた仕事が無くなる、ということはよくあることなのではないでしょうか(間違っていたらすみません)。
そういうときって、どのようにして気持ちを消費しているのか、とても気になります。

失恋した時と同じような感覚でしょうか?
それとも
仕事として割り切っているので、そもそもそのような気持ちは生まれないのでしょうか?

まだまだ社会を知らない(就活しろ)ので、甘ったれた考え方なのかも知れません。
ただ、今は本当に中止にならないよう、準備と感染防止対策をきっちりと行っていくだけです。

私たちの少し先の未来は、私たちがつくっているのです。

少しでも、先に希望が、出口の光が見えるように。
ひとりの努力ではどうしようもできません。
みんなで、みんなの努力が報われるように、生活したいです。

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