PhotoLabの、Deep PRIMEが凄い
DxO Optics Pro時代から長年愛用し続けてますが、DxO PhotoLabを既に愛用されてる方って、どれくらいいるのでしょうか?
RAW現像はいろんな項目を弄れる為に、編集の無限ループに陥りがちです。
クオリティを確実に上げつつ、手間は省いて時間を節約したい。
その一番の悩みどころは、高感度ノイズではないでしょうか?
そんな贅沢な悩みに対するひとつの回答が、Deep PRIMEだと思います。
DxOのノイズ除去は、現在
『高品質』
『PRIME』
『Deep PRIME』
の三種類がありますが、『高品質』と『Deep PRIME』を比較してみたいと思います。
現像の比較サンプルは、D7500のISO12800で撮った写真。
条件の悪い、夜のお祭りです。
掲載する画像は、フルHDで等倍表示したものを切り抜きました。
どちらもモード切替のみで、パラメータは弄ってません。
まずは『高品質』から。
カラーノイズの影響で色がくすんだり、輝度ノイズによるザラつきが激しいです。
次に、『Deep PRIME』
色が鮮やかになり、輝度ノイズによるザラつきも綺麗に抑えられています。
AIによる解析のため、若干の不自然さを感じるディテールも見受けられますが、ここまで綺麗になるんですから、驚きです。
DxO PhotoLabによる時間短縮の注意点は、それなりの性能を持つビデオカードがほぼ必須になることです。
『Deep PRIME』は綺麗に仕上がる分、計算量が桁違いに増えるので、CPUだけでの処理だと一枚出力するのに『高品質』の数倍の時間を要します。
使用歴からの、ひとつの目安ですが。
RADEON RX560以上の性能を持つビデオカードがあると『高品質』時でも出力が圧倒的に速くなるのでお勧めですが、GeForceはRX560よりベンチマークスコアが上でもGTX9xx世代などの古いモデルは、PhotoLabや動画編集ソフトでよく使われるOpenCLの処理が悲惨なくらい遅いので、注意が必要です。
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