見出し画像

Amazonで人気のミニPCを買ってみた


リモートワークで従来とは違った利用形態が注目されるからか、ミニPCが注目を集めているようです。

Windows11へ移行できない両親のPCをどうしたものかと考えていた矢先、

最近のモバイル版Celeronは、古いモバイル版Core iより速いらしい

という情報を目にしました。
だったら試してみようじゃないの!!ということで調べいくうち、

Atomベースのモバイル版CeleronのNシリーズでも世代が新しければ、上位のJシリーズの古いものより速く、少し古いものにも匹敵するとのこと。

Celeron Nシリーズを購入候補として拘った理由は、

Celeron Nで不満が小さければ、Pentium搭載PCは確実に”買い”

だから。

選んだのは、Amazon‘s Cosiceにも選ばれているChuwi HeroBox Pro。

CPUは2コア2スレッドのCeleron N4500
メインメモリは8GB(ビデオメモリと共用)
ストレージにSSD 256GBと、旧型や他社製に比べるとお買い得感が高いです。
サイズは一般的なWi-Fiルーター程度、と言えば小ささが伝わるでしょうか?

※外観など※
端子類はサイズのわりに多い方で、正面左からUSB Type-C、USB 3.0✕2、MicroSDスロット。

画像1

背面は左からAC、VGA、HDMI、LAN、USB 2.0✕2、イヤホンジャック。

画像2

内部には2.5インチ用のsATAドライブベイが一基あり、HDDまたはSSDを増設できます。

冷却ファンの騒音は結構気になる大きさなので、ZOOMやボイスチャットを多用するのであれば、置き場所に工夫が必要になると思います。

※使用感※
ベンチマークこそ取ってませんが、Windowsの起動や操作の応答速度といった体感的なものは、MeltdownとSpectreへの修正が入ってるCore i5 2520Mの再生ノートPCより、かなり快適です。

Microsoft Edge、Google Chromeはそれなりに快適で、YouTubeやABEMAを別のタブで再生しながらnoteの記事を書いていたり、googleドキュメントで文書を作成したりは余裕でこなせますが、読み込み速度が気になる場合はBraveブラウザがお勧め、という感じです。

動画や画像の編集は向いておらず、プレゼンテーションソフトも荷が重い感じですね。
ほぼ最新かつ最低限のWindows PCとしてはこんなものかと思いますが、
一番の強みは消費電力の少なさと、Windows11アップグレードが可能な事かと思います。

買って以降、写真を編集したりゲームをしない限りは、こちらを使ってます。

※Windows以外について※
CloudReadyを試したところ、正常に使えました。
最廉価のChromebookよりはメモリも多く幾らか速いので、やりたいことが全てWebブラウザ上で完結するなら、CloudReady専用にしてもいいくらいです。
Linuxは主要ディストリビューションでWi-Fiを認識しなかったので、メインで使うにはちょっと面倒くさいです。

※最後に※
そんな人はまずいないと思いますが……。
Raspberry Pi4 8GBモデルを買ってWindows PCにしてやると息巻くくらいなら、HeroBox Proを買った方が早いし実用性も高いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?