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2023ファジアーノ岡山にフォーカス6『 選手名鑑23~Next challenge~(MF編-中編⑧20井川 空) 』


 選手名鑑になかなか着手できず、終盤戦に入ろうとしている。岡山が、最後まで頂を目指して戦っている中で、不完全のまま終わる訳にはいかない。そういった想いから残り期間で、私も完成を目指して行く。この前までの選手名鑑は、開幕前の情報から作られたもので、ここから作って行く選手名鑑と、時系列や趣旨こそ異なるが、私も最後まで完成を目指す。


⑧20番 井川 空(22シーズン)
『 苦悩の日々も雪解けを信じて~北(上)に向けて~ 』

 開幕前のチーム編成を考える上で、当初の想定としては、43鈴木 喜丈のような役割を想定をされていたのではないだろうか?ただ、公式戦に絡めない時期が長く続いている。出場機会のチャンスであった天皇杯の時期に、負傷していたこともあり、20井川 空にとっては、苦しいシーズンとなっている。

 チームとして、どこまで戦力として計算していたのか。それは、定かではないが、筆者が好きそうなスタイルの選手ではないかと期待していただけに、天皇杯でも観ることができなかったことは、非常に残念であった。

 天皇杯の試合内容を考えても20井川 空が入れば、もう少し安定して戦えたのではないかと感じる面もあったので、重ねて残念であった。

 このまま出場機会が無い可能性もあることも事実だが、43鈴木 喜丈は、違和感を覚えて出場を回避することがあったり、5柳 育崇や23ヨルディ・バイスも出場を続けている事もあり、練習に合流できた時には、しっかりコンディションを整えていれば、32福元 友哉のように、準備することでチャンスが巡って来ることがあるかもしれない。

 秋田に期限付き移籍した阿部 海人も岡山のDF陣の壁を超える事ができなかったが、岡山で出場機会を巡って、練習を続けてきた事と、本来持っている力を遺憾なく発揮している。

 20井川 空も岡山のその厚い壁の前に苦しい競争の中に置かれている。20井川 空の目指しているステージは、地元のクラブである北海道コンサドーレ札幌での出場であるはずだ。J1のクラブという事もあり、高い目標に変わりないが、岡山もJ1を目指すチーム。J1でのプレーを目指して、日々上のステージを目指している仲間の中で、最後まで出場機会を目指して、準備していく日々は、シーズンが終わるまでは続く。

20番 井川 空 選手(DH&CB)
筑波大学を卒業後にユースに所属していた事もある札幌で、2022年からプロキャリアスタート、ルヴァンカップで3試合、天皇杯で2試合の出場経験があるが、岡山ではまだ出場機会を得る事はできていない。
選手名鑑や札幌サポーターの情報から基礎技術の高さと視野の広さに優れた現代的なDH&CBの選手。

文章=杉野 雅昭
text=Masaaki Sugino


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