中世ヨーロッパと鏡の話

こんにちは、杉本です。
今日は鏡の話です。

中世において、鏡は「未来の自分を映し出す道具」と言われていました。
自分で自分の姿を見ると、未来の姿が映る、と考えられたのです。
鏡は現世とは異なる世界への入り口とみなされ、不穏の窓のような言い方をされることもあります。

ここから先は

1,190字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?