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【振返り 謝辞】写真展「旅路」


写真展「旅路」キービジュアル

【謝辞】


この度、岩﨑大地さんと私杉水による写真展「旅路」、多くの方にご来廊頂き、皆さまに盛り上げて頂いたおかげで終始喜びと感動を感じながら終わることとなりした。
また展示開催に際し、本当に多くの方にご支援頂いたことで、展示空間を作り上げることができました。
本展示振り返ると皆様のお顔が浮かび、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

そして本展示を共に開催できた岩﨑大地さんもありがとうございました。

想定を超えて盛り上がる様子


今回展示するに辺り、師より「閑古鳥がないてもええ、それでもきてくれた方にしっかり自分の写真を届けて好きになってもらえ」そんなお言葉を頂き背中を押してもらいました。
その後は背伸びをすることも、自らを卑下することもなく、とにかく等身大で今できる展示を行うことを意識しました。

【写真展「旅路」の反響】


開催前からSNSを中心にかなり大きな反響がありました。特にGENIC様に記事にして頂けたこと、さらに実際に来廊して頂いた方からも好評の感想などを中心にポストしていただけたことで、瞬く間に広がり、大きな盛り上がりをみせました。

実は先に書いたように閑古鳥がなくことを想定していたので、主催の我々が一番びっくりしていました。
一方でギャラリーのキャパシティを越えての来廊もありご不便をおかけしてしまったことは本当に反省しています。こちらは次回開催時には活かしたいと思います。
写真家、写真作家として活動し始めたばかりの我々には身に余る反響を頂け温かさを感じながら活動の一歩を踏み出すことができました。
ありがとうございました。

【人の温かさに包まれる時間】


師である高橋伸哉さんから、開催前から背中をそっと押してくれたこと、年間撮影でお世話になっている山中夏歩さんから展示に際し一部ディレクションをしていただき支えて頂いたこと。そして、カメラマンやモデルさんを中心に写真展について拡散していただけることがどんなに心強く、写真展「旅路」へのエネルギーになったか計り知れません。
本当に嬉しく、とても温かい気持ちになりました。
また、来廊予定の方から直接DMにて、「いきたく予定を調整していましたが、都合がつかず拡散で応援させてください。」など連絡くれる方もいて、本当に嬉しかったです。
そして実際に来廊頂いた方からも、「良かった!」「プリントが綺麗」、「空間として写真が見やすかった」など、ポジティブな意見を頂戴し、写真を通した繋がりが暖かく素敵な世界だと実感しました。

【展示空間へのこだわり】


シンプルな空間作り。ここを今回一番意識しました。
これは、とにかく一枚一枚の写真をみてもらえるように。写真を見る際に他の部分で気になってしまうと集中ができなくなってしまうため、とにかくシンプルな空間作りを意識しました。
さらに、作品の世界観を少しでも没入しやすくするために入り口付近に展示ステートメントを作成しました。こちら展示作品と同じくらい大切なものとして準備しました。
結果的に、作品だけでなく、こちらのステートメントも好評頂き、準備して良かったとホッとしました。

また、自分たちの作品、世界観に興味を持ってもらえるように、キービジュアル(DM)だけではなく、会場にて枚数限定でパンフレットを作成し、お渡しさせてもらいました。

今振り返ると、作成物に関し、都度雰囲気などは確認しましたが、岩﨑さんからは信用してもらい、ほとんど好き勝手できる環境でやらせてもらいました。ありがとうございました。

【展示作品について】


ギャラリー内の様子


今回私は10点を展示しました。
旅先でみた景色や目の前にいる人が纏っている「湿度」を捉えた写真たちです。セレクトについても会場のアーティストステートメントに記載させてもらいましたが、ある想いのもとで、慎重に吟味しました。

——私の作品「湿度」を鑑賞して頂いた方々には、ここにいるという存在そのものが尊くら奇跡であり、美しい。そして、孤独に感じてしまったとしても、じつは世界とつながっているという安心感を感じてほしいといつ願いもあります。どうか安らかな気持ちと安心感を感じていただければ幸いです。——

〜アーティストステートメント 抜粋〜

どれだけ伝わるかわかりませんが、それでも作家と名乗る以上、表現したいことは表現し、そして受け取った方にどのようになってもらいたいか少し想いも綴らせてもらいました。
写真作家として、写真一枚一枚を改めてしっかり印刷、額装するという基本を突き詰めることを行いました。

準備するなかで感じたことは、当たり前のことを当たり前のように行うことが実は結構難しということ。紙の選定や印刷機器の選定、設定、印刷後の写真一枚一枚の細かなチェック、額装、設置。
とにかく妥協せずに今できる最大限のことをやることにしました。そしてその一枚一枚の写真をしっかりみていただけるようにステートメントも作り込みました。
いまこのように記載していることは美術館の企画展示などでは当たり前のこと。色々と見てまわってみて展示する上での所作みたいなものもあることを知りました。それを取り入れようと今回空間作りでは参考にさせてもらいました。

結果として、今回ご来廊して頂いた方々の中には、「ステートメントも作品がリンクして響きました。」と仰って頂いたり、その延長で作品をお迎えしたいといっていただけました。本当に嬉しかったのと同時に、私は安堵感に包まれ、やって良かったと心の底から思いました。

展示ステートメントの様子


【写真展の実績について】


結果として、多くの方にきて頂きご好評頂けると写真展が開催できたたこと、そして展示を通して、写真作家として認知していただけたこと、さらに12点の作品をお迎え頂けました。お迎え頂いた方には感謝申し上げます。本当に嬉しかったです。

皆さまの生活が少しでも豊かになりますように。
砂丘で撮った思い入れのある一枚は特に好評でした。

私の写真に価値を見出して頂き、お迎え頂けたことは数値とひて実績につながりました。その際、嬉しいお声もいただけたりと本当に励みになりました。写真を撮った私としては、その写真に価値を見出して頂いたことがとてもうれしいです。

「写真作家」「写真家」と名乗ることは誰でもできても、作品を購入したもらうことはなかなか難しい。さらに私は無名に近い状態の中であったにもかかわらず、皆さまが購入して下さったことは、私の写真に価値を見出し認めて下さったこととなり、本当に嬉しく光栄でした。
数値として実績を今回つくることができたことは少しばかりの自信と次への活動にもつながります。
ありがとうございました。
今後は作品を迎え入れて頂けた方のためにも、その作品価値が上がるよう写真作家として精進してまいりますので、引き続き応援して頂けると幸いです。

【今後について】


「湿度」

私は、人が纏う「湿度」をテーマに写真を撮り続けています。開催前にnoteにも書きましたが、いずれ個展をやりたいと考えています。今回の世界感を、より深く、そして点数を増やして個展を開催できればと考えています。
今回の写真展「旅路」では展示数が10点と限られていたこと、及びレイアウトの関係から、セレクトには相当な時間をかけました。そのため泣く泣くセレクトから漏れた写真も数多くあります。そんな写真も私としてはかなり気に入っていたものもあります。セレクトの段階で全て印刷してみましたが、かなり良いものでした。
そういった写真も含めて皆様にまた見て頂きたいとおもっていますので、そのために謙虚な気持ち忘れずに一歩一歩活動していきますので、今後もよろしくお願いします。

【今後について(写真集について)】


「湿度」


ご来廊された多くの方から「ブックでみせてほしい」とのお声いただきました。こちらもどのような形としてだせるかわかりませんが、私としてもいつかは写真集を出したいと思っています。
そのためにも写真を撮り続けて活動していきますので、引き続きのご声援お願いします。

【総括】


皆さまのおかげで一写真作家としてスタートラインに立つことができました。これもひとえに皆さまのおかげです。
一つ一つの点と点が線になり、皆さまの大きな輪が私を押し上げてくれました。

拡散等で写真展「旅路」を応援してくれた方
来廊してくださり温かい声をかけて頂いた方
作品に価値を見出し購入して頂いた方

そして、
写真作家として師である高橋伸哉さん
ディレクションやアドバイス頂き、支えてくれた山中夏歩さん
写真作家として活動していくうえで印刷等をはじめとした意識的な部分をご教授頂いた藪崎次郎さん
写真展「旅路」について記事にしていただいたり、その後も盛り上げて頂いたGENIC様

他にも個別で連絡はさせて頂いたりもしましたが、写真家、フォトグラファー、写真作家の多くの先輩方に助けられ、今回の展示を作り上げることができました。

関わって頂いた皆さま一人一人に助けられこの展示が良いものになったと思います。
改めて関係各位に感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願いします。

【プロフィール】
杉水五大/SUGIMIZU GODAI
東京 | 人が纏う「湿度」をテーマに写真を撮り続ける。
X account:(https://x.com/sugimigodai

Model me shoted by Natsuho Yamanaka.

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