私立VRC学園10期に生徒として参加した記録
※注意※
この記事はあくまで個人の感想です。
私立VRC学園公式とは関係ございません。
こんにちは、ゆえです。
私立VRC学園10期に生徒として参加した記録を書いておこうと思います。
どんな2週間なのか、雰囲気を掴む参考になれば幸いです。
VRC学園についての詳しい説明は学園のウェブサイトをご覧くださいませ。
入学しようと思った理由
2022年の暮れ。約1年ぶりにVRChatにログインすると、メニューやカメラが変わっており操作方法がよく分からない…ひとまず[JP] Tutorial worldに行ってみようと思いました。
JPチュートリアルワールドで、始めて1週間です、1か月です、という方たちに出会いました。しかし数年前からVRChatを始めている自分が初心者の方たちに教えられることがあまりに何もない…と気付かされ、この日は不甲斐なさを感じました。
同時に、他の人は初心者案内で何をどう教えているのだろうか…知りたい…と考えました。
そんな時、ちょうど開催されていたサンリオVfesの課外授業で10期生徒募集のことを知りました。Trusted Userでも参加できると聞いて興味が強くなり、説明会に行き、応募…という流れです。
なので自分の場合は交流したいというよりも、授業を受けてみたくて応募しました。倍率が高いと耳にしていたので、受からないかもしれないし、受かったらラッキーくらいに考えていました。
入学前夜
既に学生ではない自分が制服を着ていることに猛烈な違和感を覚えたことがあり…それ以降アバターでも制服は着ないと決めていました。
しかしまたとない機会なので着よう! 残る写真も学園生活っぽいし…! と改変を始めました。
とは言えガッツリ制服の姿だとまた違和感を抱くだろうと思い、制服っぽいキレイ目の格好を目指して、火事屋さんのお洋服を選びました。
アバターは言わずもがな薄荷ちゃんです。
在学中はころころアバターを変えない方が、覚えやすくて良いだろうと思います。
入学式
15人前後のクラスに分けられ、全員が初めましての状態からスタートします。初日は一人ひとりみんなの前で簡単な自己紹介をします。
10-5担任のらーん先生。
第一印象は、とても担任の先生らしい人だなと思いました。
まだみんな初めて出会ったばかりでぎこちないとき、らーん先生が会話のきっかけになる話題をいくつも提供してくれて、良い雰囲気の初日だと思えました。最初から最後までみんなに可愛がられる先生だったと思います。
副担任の夜見先生は、楽しくて面白い先生だなと思いました。
盛り上げてくれて、らーん先生と良いコンビに見えました。
ラクライくんの椅子で何度も運んでもらいました笑。
同じく副担任の伊庭Q先生。最初は静かに見守るタイプの先生かと思いましたが、今はとても活発に色々動いてらっしゃる方だな~という印象に変わりました。とてもフレンドリー。
前半の1週間
必修授業が多いためクラスメイトと一緒に過ごす時間が多く、他クラスとの交流よりも、同じクラスメイトと交流する期間とされています。
特に印象的だった授業は、kaji先生による「現役執事が教えるVRCのコミュニケーション方法」です。
まずKajiさんが全員のプロフィールを事前に確認し覚えてきたことに驚かされました。終始相手を尊重する姿勢が本当に素晴らしく…とてもためになる授業でした。所作指導を受けた記念品があるのも流石で嬉しいおみやげ。
flantia先生&potaya先生による「無言勢コミュニケーション♪」も受けたい授業の一つでした。無言勢の方がこうしてもらえると嬉しいということを知れたり、全員マイクミュートで無言のコミュニケーションを体験したり、勉強になりました。
膨大なテキスト量になってしまうため、心苦しいですがその他の授業内容は割愛します。当時のツイートを見たい方は以下のまとめをご覧ください。
授業後は「放課後」と称して任意参加の交流の時間とされています。ほとんどの方はそのまま残りさらに1〜3時間程度一緒に遊びます。
日によって過ごし方はさまざま。担任の先生方だけでなく、講師や撮影班の方も一緒に遊んでくれたのが嬉しかったです!
土曜日は「学縁祭」
お休みかと思っていたら、学園祭があるとのこと。
学園祭があるなんて学園生活っぽい。
学縁祭は15:00~24:00まで常に何かしらのイベントが開催されていました。全てに参加するにはコントローラーの充電が持たないからどうしようと思うほどでした(全部に参加したいくらい魅力的なイベントばかりでした)。
しかしいざVRChatを起動すると音が聴こえず…こんな時にイヤホンが断線。なんとかHMDに挿せる有線イヤホンを見つけ、遅れての参加となったため、少し悔しい思いをしました…
自分は普段初めて参加するイベントは「JOINボタンを押す勇気」が必要なんですが、学縁祭はどのイベントに参加しても学園関係者しかいないという安心感があり、気軽にJOINできました。
後半の1週間
後半は必修授業と選択授業が半々くらい。
選択授業の放課後は、他クラスとの交流を結構楽しみにしていたのですが、自分のクラスに戻って行く方がほとんど。予想外。
声を上げてくれる方がいて、他クラスと交流できる日もありました。
10-5としては、副担任のうーさ先生がちょうど流行り病にかかってしまい、後半の後半でようやくお会いすることができました。
うーさ先生と一緒に遊べる時間が短かったことが残念でしたが、これから遊べるタイミングがあると良いなと思っています!
卒業式
思いの外、みんなの挨拶を聴いているうちにしんみりした気持ちに。
席順で挨拶がトリになってしまい、緊張して用意した3分の1も話せず、簡素な挨拶になってしまいました。南無三。
卒業式では、卒業アルバムをいただきました。
初日からずっとふぉとラボ撮影班の方々が授業や放課後の様子を撮影し、アルバムまで制作してくださいました。感謝。
みんなが撮影した写真も混ざっています。10-5は写真が多くて選定が大変だったとのこと。確かにみんな毎日何枚もアップしていました。
日付が変わり、といといさんが誕生日だというのでみんなでお祝い。
最終日の名残惜しさもあり、そのまま体育館で雑談が続いていましたが、少しずつ落ちていきました。
卒業後
卒業後は、Discordにサーバーを追加、VRChatにグループを作成、クラスルームとなるワールドを作成など。どれも紅壱さんが中心になって進めてくれました。ありがとう委員長。
そして、お世話になった先生方に贈る色紙を準備しました。
絵が描ける人で似顔絵を担当し、メッセージはみんなで手書き。
自分は色紙のデザインを担当させてもらいました。
校章と入学式・卒業式だけ桜が咲く学園のワールドをイメージして、全体的に桜のデザインに。
めるたこさんが作った花束もステキ!
喜んでもらえたようで何よりです!
現在は、学園に通っていたころのように全員で集まることは難しいですが、集まれるメンバーで集まって遊んでいます。
10期生専用のDiscordサーバーも追加され、クラスを超えた交流もちょくちょく行われています。
おわりに
VRChatの楽しいことが、凝縮されているような2週間でした。
貴重な機会をいただけて感謝しています。
この2週間は、VRC学園を何より優先していました。
きっとVRC学園に関わっている全ての方々が、少なからず何かを犠牲にして、この2週間のために尽力してくれていたのだろうと想像します。
改めてお礼申し上げます。
応募のきっかけである初心者案内ができるようになったわけではありませんが、学んだことを活かしていければと考えています。
noteに感想をまとめておきたいと思いつつ、卒業してから3か月も過ぎてしまいました。時間が空いてしまい、駆け足で取りこぼしもありそうですが、卒業後どうしているかについても少し書くことができたのでヨシとします。
VRC学園が気になっている方は、説明会の告知を見逃さず、ぜひ応募してみてほしいです。きっとかけがえのない素敵な経験ができると思います。
ここまで目を通してくださり、ありがとうございます。
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