杉原里志

㈱シナジー 取締役 /幸せな採用には経営力が必要だなと思い、経営セミナー「社長の学校」…

杉原里志

㈱シナジー 取締役 /幸せな採用には経営力が必要だなと思い、経営セミナー「社長の学校」プレジデントアカデミー講師をやっています。/運良く財団法人日本次世代普及機構2017ホワイト企業アワード制度部門大賞いただきました。

最近の記事

ミッションに意見する難しさ

仕事がら、経営理念や ミッションについて アドバイスを求められます。 いいミッションやビジョン、 ブランドは、いったん動き出してしまったら もはや一企業だけのものではなくなります。 その価値観に共感し その世界観を共有している人たち みんなのブランドになるからです。 だから企業は自分たちだけの都合で このブランドを大きくしていくことも 途中で方向転換することも難しい。 方向転換すれば、作った本人でさえ みんなの世界観から追い出されてしまう ことになりかねません。 だ

    • 時間管理が難しい2つ理由と、自分の取り組み

      自分の時間をどう使うか。 人生もビジネスも時間を制する ものが勝つ。と言われています。 正に人生そのものって 感じがしますね。 しかし、この時間管理って 様々な手法、本、記事がありますが 結構むずかしいしいものです。 時間管理がうまくいかない理由は 個人的には2つあると感じます。 一つ目は、 時間管理にベストな方法がない 二つ目は、 時間管理は効果測定が難しい こと。 うまくいかない理由1 時間管理にベストな方法がない 人それぞれで生活習慣や その他の条件が異な

      • 積算は丁寧にチェックするけど なぜか全体の粗利を見落とす罠

        前回、忙しすぎて 粗利を見落としてしまう 記事を書きました。 今回はそのシリーズ 積算は丁寧にチェックするけど なぜか全体の粗利を見落とす罠 適正な利益を出すために 採算の取れる積算を行う。 とてもシンプルなお話しです。 そのため多くの会社で 積算時に施工や納品に関わる 人件費を入力しています。 <積算例> 売上  100,000円 原価   30,000円 人件費  40,000円 __________ 利益   30,000円 利益率 30% こん

        • 自分が使えない管理者になった理由

          ITで仕事を失うのは 自分だった件について 記事を書きました。 何か対策はなかっただろうか 考えてみました。 単純労働はロボットに置き換わるよ。 だから、代わりの効かない仕事をしないと。 そう思っていたから 決して仕事をサボってきた つもりはない。 むしろその辺の人と比べたら ハードに働いてきた のではないかと思う。 頑張ればついてまわる 雑務に追われることはあるけど とにかく仕事に向き合ってきた。 客観的に自分は 頑張ってきたとおもう。 それでも、 業務管理

        ミッションに意見する難しさ

          できる従業員からすれば、会社に利益を支払っているのだよ。

          人が欲しい。 現場作業もできて 事務処理能力が高く You Tubeの動画編集も やって欲しい。 朝5時から夜8時 土日祝関係なく シフトの穴を埋める形で 会社の都合で働いてもらいたい。 お給料? 手取りで16万円くらいが希望。 この仕事をしていると 給料は少なくて、 仕事はきつくて、 会社は汚くて、 やりがいはあまりない。 それを何とかしてくれるのが 採用のプロの仕事だろう? と、考えている人と出会う ことがあります。 そんなことができるなら ウチの会社は既に

          できる従業員からすれば、会社に利益を支払っているのだよ。

          頑張って頑張って、粗利を見落とす

          経営者には様々なタイプがいます。 ✓ 大量の仕事をこなしている ✓ 目の前の仕事で、人よりも高い実績を上げる ✓ 決断が速く、自分が決めた方向へ導ける 管理者にも様々なタイプがいます。 ✓ 上司が期待する結果を出そうとする ✓ 会社から求められる目標を達成しようとする ✓ 不具合が起きても、まるく事を収める 目の前の成果をしっかりと出し 強くて優れたリーダー。 こういった人が何人いるかが 会社の競争力や強さに直結する。 そう思ってしまいますが 実は盲点があるもので

          頑張って頑張って、粗利を見落とす

          <悲報>ITで仕事を失うのは、自分だった件

          コロナによって 従業員を雇うという リスクが顕著になりました。 経営者は真っ青です。 しかし従業員は 口では「まずいっすね」 と、言いつつも、どこか他人ごと。 社員の補償水準がそのまま 経営リスクとなり会社を直撃します。 従業員を 雇うべきか 雇わぬべきか。 人を雇わなければ 商売が成り立たない ビジネスモデルもあるため ことはそう単純では ありませんが 経営者としては 少しでもムダな従業員は 抱えたくないというのが 本音でしょう。 そうなると真っ先に 不要に

          <悲報>ITで仕事を失うのは、自分だった件

          ポストコロナに対応した商品力を生む2つのポイント

          コロナでビジネスは ハードモードに突入しました。 商店街にあった小さな飲食店は廃業 飲食チェーン店は撤退が相次ぎ 大手ブランドも民事再生 これからは 会社の在り方 会社の存在意義も 大きく変化せざるを得ません。 なぜなら、 私たちが価値があると 思っていた多くのことが 実はあまり意味をなして いなかったのだということに みんな気づいてしまったから。 社員は会社に行かなくても 仕事ってまわるよね。 と、気づく。 会社は、社員を雇わなくても 経営ってできるよね。 と、

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          教科書では、織田信長は好きにならない。

          記念すべき2回目の 東京オリンピックが行われる 2020年── 21世紀の日本にとって 大きな節目を迎える年です。 そのメモリアル・イヤーに、 大河ドラマでは「戦国時代」 に立ち戻り、戦国初期の 群雄割拠の舞台を描くのだそうです。 若き明智光秀、織田信長、 斎藤道三、今川義元、 そして秀吉が、家康を描く 「麒麟がくる」を 楽しみにしています。 さて、 30,000の兵力と 4,000の兵力が戦ったら、 どちらが勝つか。 これは考えるまでもないことです。 今川義元と

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