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Tetugakuya 進化状況

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終わりなき創造の中にありながら、営業中のTetugakuyaの進化状況を報告します。
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記事一覧

改装 次のステージへ?

新しい心臓 激動の人生は、相変わらず大騒ぎでその日が過ぎるのでやっとのこと。 文章を書くことからすっかり離れてしまった。 細かいことは多々あれど、Tetugakuyaとして以前のような突拍子もない変化を感じられなくなっていたからかも知れない。 今回、久々に急いで記録しようとしているのは、Tetugakuyaにとって、重要な人物との出会いと、それに促されるようにして始まった新しい改装計画のことである。 初めてお客さんとして来店されたときから、只者ではないと私は知っていた

ゴシック調の装飾完成

やはり、Tetugakuyaは、サクラダファミリアだとか言っていたので、そういうことなのでしょうか。 構想と着工までに長い時間をかけて出来上がりました。 こうみえて、いざという時には、アクリル板をはめられるようになっているんです。 構想は、2021年の11月ごろから始まりました。 桐の集成材を購入して、カットしてもらいました。 ここでも、工作員T さんが活躍されました。 桐は、柔らかく加工しやすいですが、割れやすいため、筋違いになるように2枚の板を合わせてボンドで

受身の姿勢で、真っ逆さまに落ちる

前回の記事の続き 私がTetugakuyaで、人との出会いを通して、いろいろなことに触れる機会があったように、お客さんもまた、いろいろなお客さん同士との出会いを通して、閃きや喜びがあることを願っていた。 何か、こうでなければならないようなあり方ではなく、どんなふうにでもいいからやってみよう!そういう場があればいい。 私が願うまでもなく、型破りな(クリエイティブな)お客さんたちが、試行錯誤しならが、挑戦していく過程に、まるでその場の一員のようにいさせてもらえることも、お店

永眠しかけるほど長い休業へ

休業宣言 おそらく5月の21日だったか、休業宣言をした。 その少し前に、母親が入院したことで、自分の生活環境に大きな変化があったことは確かだけれど、それ以上に、色々なことが重なった。 8月で6周年になる。 6年も!!!私の人生の6年もの間がTetugakuyaに注ぎ込まれていた。 来年も、再来年も、去年のようなあり方をしていたくない。これ以上続けられない! 私は、自分自身のあり方をもう一度振り返っていた。 良い加減な大人たち Tetugakuyaという店は、特

Tetugakuyaが舞台の小説完成まで

カウンターを通して出会った楽しいお客さまのお一人が、三野与喜君ことろくなみのさん。私は、トモッキー君と呼んでいる。 彼は、いつもカウンターに座ると、ノートパソコンを広げて、ひたすらタイピングをしている。 物語を書くのがとても好きで、いつも物語を書き続けている。 印象的だったのは、奥様からお題を出されて、すぐに物語を書き上げるものの、奥様が結末やあらすじの方向性が気に入らないと、すぐに修正してきちんとおかしくない物語に仕上げてしまわれることだ。 私は、時々、感想を求めら

GWの個展とバンドネオン

2022年4月後半からGWにかけて、金庫室で写真展が開催されました。 奇しくも写真家や写真好きの多いTetugakuyaで、暗室作業で現像された写真の展示です。 写真家の方に限らず、色々なお客様が見てくださり、色々感想を話し合っておられました。 4日には、生島大輔さんのバンドネオンの演奏会と作家さんのトークイベントがありました。 Tetugakuyaの空間にマッチしたノスタルジックな演奏でした。もっと沢山の方に聴いていただきたかったです。 いつもなら、どんどん作家さ

神は細部に宿る【働く環境も大切】

Tetugakuyaの新しい進展は、カウンターの内側に起こった。 それは、2022年4月17日のこと。 オーダーが重なると厨房の手元は色々なものが一時的に出しっぱなしになってしまう。一人で対応するとなると、片付けをしながら、次のドリンクを作ることはできない。 もう少し厨房を広く取りたいけれど、そこには、レジ台も鎮座していた。 そしてレジ台の隣はというと・・・・。 かがみ込んで、厨房の外へ出入りできるようになっていた。 反対から見るとこんな感じ。 今回、そんな厨房

【改善】ドリップも額縁越しに

ドリップする場所には、大人のやんごとなき事情により、至急あつらえたアクリル板がありました。 この場所を改善するために、適当な大きさの額を2種類購入。 うち一つが、サイズ的にも良さそうだったので、工作員Tさんに預かって頂きます。 額が倒れないように、足を作ってきてくださりました。 足を額に取り付けて、アクリル板も入れ込みます。 いざ、設置! ここで、Beforeを見てみましょう。 とにかくシンプルな木片の切れ込みにアクリル板を刺しただけでした。 とにかく、急いで

ドア工事 隙間風を防ぐ

2022年2月20日 まだ、寒い季節、D .I.Yで作ったドアには両サイドに隙間があり、隙間風が入ってきます。 Beforeの記録 さあ、工事を始めよう! 以下ドキュメンタリー写真は、Akiyama Takaoさん撮影。 工事に取り掛かる前に、取り付ける木の長さを測ったところ 「あれ?そもそも、立て付けのサイズが違う?」 杉原あやの、それを聞き頭を抱える。 「想定の範囲内です。」と工作員Tさん 写真タイトル【祈り】 いや、なんだって、こんな不安定な場所を踏

珈琲の粉、静電気凄すぎ問題

2022年2月6日の話。 記録を残したがる私が、珍しくBeforeの写真を撮影し忘れてる・・・。 仕方がないので、文章力で、読者のイメージを呼び起こせるよう努力してみる。 季節柄、乾燥のせいもあってか、コーヒーミルで豆を挽くと、それを受けるステンレスのカップの中で珈琲の粉が大暴走を起こしていた。 推測するに、静電気のせいだと思う。 カップの内側360℃ぐるりと一周、粉が張り付いているので、手でトントンとカップを外側から叩いて、粉をカップの底へ集めるのが習慣だ。 とこ

構想約半年のアクリル板

君の未来には、得体の知れないウイルスの感染が世界中に拡大し、マスクを着用するのが当たり前の生活をすることになる。そう言ったところで、5年前の私だったら、信じようとしないに違いない。 感染症対策のために色々なことが変化した人もいれば、実は、10年前も今も、全くもって何の変化もない生活を送っている人もどこかに居そうだ。ニュースでは、変化ばかりを伝えるし、変化していないとおかしいかのようだから。実際、この感染症が人間の社会や、人間の在り方にどれだけの変化をもたらしたのかということ

2021年トイレで過ごすクリスマスイブ

Tetugakuyaのお手洗い問題は、2020年後半から深刻さを増していた。 それまでのTetugakuyaは、年齢層はやや高めで男性のお客様がほとんどだった。 ある時、「どうしてうちには女性のお客さんが来てくれないのだろう」とぼやくと、友人は「あんた、硬派な飲み物しか置いてないやん!」と言っていた。 確かにそうかもしれない。 インスタ映えするケーキとか、キャラメルマキアートとかそういう類のものは置いてない。私が、食べ物にあまり興味がないせいで、力が入らない分野だ。

2021年6月からのアレコレ

6月狐の来店 MSKさんが、狐の姿で来店されました。 役目を終えた珈琲スプーン 1017年の喫茶を始めてから使ってきた、珈琲スプーンが割れてしまい、真鍮製のスプーンに買い換えました。 ありがとう。長い間、お役目ご苦労様でした。 道具は、活動の動的な流れを緩やかに引き受けていて、切り離せるようなものでは無い気がします。無くてはならないものです。 8月13日クラリネットのコンサート Tetugakuyaでのクラリネット演奏は、初めてでした。 Tetugakuya短

雑誌に提供する写真を撮ろう!

テンポスバスターズさんから、業界誌にTetugakuyaを掲載したいというオファーを受けた。 コロナの関係で、東京から取材に行くことができないという理由で、Zoomで取材を受けることになった。 Zoomでは、聞かれたことに答えるよりも、好きなことばかり言った気がする。 そもそも質問に当てはまるような店の在り方をしていなかったかもしれない。 写真をいくつか送って欲しいと言われて、撮影を秋山写真事務所にお願いすることにした。 秋山写真事務所 秋山 誉夫 https://