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人々

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Tetugakuyaで出会った様々な人々
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#Photography

母のポートレート撮影 in Tetugakuya

今年、還暦になったのを記念して写真を撮影したいと、その気になっていた母。 母なりに色々調べたらしいのですが、日常に追われて踏ん切りもつかないまま、10年後に持ち越そうかと考え始めていたようです。 私も母が写真を撮りたがっているのを知っていながら、右から左に聞き流していたのですが、ふと思い出したように「そう言えばうちの母が・・」と話していると「ここでできますよ」と、アキヤマ写真事務所さんから二つ返事で返ってきた。 ここでというのは、このTetugakuyaで撮影ができると

丸木戸沙怒子の球体関節人形展

ゴールデンウィークの3日間、Tetugakuyaの金庫室では、丸木戸沙怒子の個展が開かれた。 主催は、川田中商会さん。 個展前日のレセプションを入れても、1日平均20人以上の観覧者が来場されたそうです。 魂が宿っているかのような表情のある人形たちが並ぶ。 金庫室なかに入って長い時間出てこない人も少なくはなかった。 沙怒子ちゃんは、写真を撮られるのが苦手なので、公開できる写真は少ない。 だいたいいつも同じ格好をしている、丸木戸沙怒子。 横顔なら載せてもいいというの

異分野アーティストたち

メイクアップルームとフォトスタジオに変貌したTetugakuya。 どれほど前からの計画だったのか、誰かが「どう?」と言ってみると「いいね!」と言って、本当に始動し始めてしまうのです。 メイクアップアーティストに 松岡 智基 (Tomoki Matuoka)さん。 フォトグラファーに Shunsuke Oshimaさん。 モデルに、私の身体をお貸ししました。 私も撮影することが好きな一人として言ってしまうと、自分の作りたい絵なるようにしたくとも、思うように動いてくださるモデ

個展の準備 進む

このゴールデンウィークは、金庫室にて球体関節人形作家 丸木戸沙怒子氏の個展が行われる予定です。 個展の総合プロデュースは、川田中商會さん。 ポスター撮影など準備が進行しています。 主役になるはずの沙怒子ちゃんを撮影するのは、いつも難しいのです。 レンズが自分に向けられているのを瞬時に察知して、逃げ出していまします。 他の皆んなと一緒に写真に収まっているときは、少しはマシみたい。 写真はヤなのよ〜!と言わんばかりのタコ顔と、手前に写るクールなZenさんの対比が面白い。

トイピアニスト Keipyan

(2018.06.08記事の転載です) 今月24日のイヴェントの主役であるKeipyanの猿に惚れ込んでしまった今日。 時折、大猿シンバルンに理不尽に顔面をしばかれる子猿シンバルンが衝撃的すぎて、思わず笑ってしまう。 しばかれた衝撃と反動で、仕方なくシンバルを打つ小猿の健気さも何とも言い難い・・・。 もちろん、猿たちもKeipyanの楽器の一つ。 Keipyanの演奏は、目で見ても楽しめる。 音が奏でられるならば、それは楽器であると言えるのではないか・・・?

讃岐うどんの顔

(2018.06.03記事の転載です) お手元の物は、脳みそではなくうどんです(念のため) うどん玉を手に真顔な長尾さん。 近々、6月14日(木)NHKBSプレミアム「コレマジ?さぬきうどん伝説」午後4時ー5時にご出演との事です。 うどん巡礼最先端を行く人として、以前からお噂はかねがねだった長尾さん。 私もうどんは、大好きで、学生の頃は週5でうどんを食べていたこともありました。 おそらく、うどん玉と写真でコラボするTetugakuyaは後にも先にも絶対ないで

キリンを担いてくる人

(2018.06.02の記事の転載です) 「この豚があまりにも楽しそうで・・。本当に楽しそうな豚なので・・・。欲しいです!」 と言って、高知から来られたお客様がTetugakuyaで預かっていた岡山さんの作品である豚さんをお持ち帰りされた。 岡山さんの作品はどうしてこんなに?と思うほどに楽しそうだ。 飛び跳ねている。歌っている。心地よさそうに寝ている。遊んでいる。豚たち。 色っぽい視線を自慢げに投げかけて来る麒麟たち。 それは小さな子がスキップしたり飛び跳ね

分裂する「私」

(2018.05.31記事の転載です) 「なんだい、身投げでもしそうな顔をして」と戯曲作家の芳地隆介さんが言うので、私は思わず笑ってしまう。 語らいながら、二人して笑いは止まらない。 作家さんの言葉は美しくて丁寧で、愛情深い。 まるで、時間など永遠にあるかのように、何にも焦らせられることなく、静かに語らいながら そしてやっぱり、時々二人して大笑いする。 私は、それにホッとして心からの安らぎを覚える。 「自分が自分の全体で生きられる場所がなくなってきている。

自由さと孤独さと戦いと

(2018.05.03の記事の転載です) 保守的な環境であったり(むしろどんな環境であっても?) 自分を突き通す困難さや難しさは付きまといます。 周りに理解されるかどうかではなく、自分の内なるものの呼び声に対して誠実に生きることは、時として孤独な戦いです。 そういう意味で、店主は、マヤ子さんに、励まされる想いがしました。 多度津出身の素敵な芸術家 鈴木マヤ子さん 息づく細胞の小さな生命の蠢きのようなものを感じさせる・・・力強い赤と黒の色彩。 マヤ子さんの作品、

うら若き写真家

2018.03.15頃 お洒落でかっこいいお客さんを3度目のご来店にて、シャッター切らせていただきました! 彼自身も、実は趣味で撮影をされる若手カメラマン。 あまりカメラマンとしての自覚はないのかもしれないけれど、趣味というレベルではないので、脱帽もの。 ファッションもハイセンスなので、素晴らしい・・・。 撮られ慣れているのかポージングも完璧です。 「写真家だね!」というと、「趣味ですから」と謙遜されるのですが、「いや、いいじゃない写真家で、そこから写真家になって