コエイロパレード2024
ちょっと加筆2024/07/10
さらに、加筆2024/07/11
すこし、追記2024/07/18
コエイロパレード2024に参加
コエイロパレード2024(以下コエパレ)に参加しました。コエパレは無料で使用出来る合成音声ソフトCOEIROINK(以下コエイロインク)の非公式同人即売会です。なんとオンラインのみ。
実地での開催ではなく、ピクリエというサイトを介してのイベントで、代表者が義務教育を終えていること、コエイロインクに関する物を頒布すれば参加条件を満たせる。ハードルが低いですね。
地方民なり若い子なら移動費や宿泊費、また若い子の一人旅だと難しいかもしれませんが、オンライン限定なので参加しやすいですね。自宅でくつろぎながら参加出来る。いいですねぇ。
さて、このようなイベントに参加することが初めてだったので、作法やらマナーは分かりませんでしたが、私は小説を無料配布しました。無料です。
嬉しいことにコエパレ中や終了してすぐに感想を頂けたりしました。私が意識して書いたところを汲み取って頂けると、おほぉ! と歓喜の声が漏れそうになりました。
やはり、相手に言葉を伝えるのは重要ですよね……もし意図していない受取方をして、作者さんに伝えてしまったらと思い、私は好き!! とか素敵!! とかでコメントしますが、文章の方が嬉しいですね。
う〜む、私も感想を文章で伝える努力をしなきゃなぁ。でも私の文章がキモすぎて、なんやこいつキショって思われないかとか不安はつきません……。
今年のコエパレではなんと40サークルも参加したらしく、コエイロインクやマイコエイロインクに対する愛を感じますね。
私は新参者もいいところですが、やはり人が大事に思っているものや愛してやまないものを観測・摂取出来ると心が潤いますね。
運営のはなまるはなこ様、お疲れ様です。日々、忙しそうに作業しているのを遠くから見守っていましたが、相当負担になっているような印象を受けまして……。
イベントの主催者に対して感謝と敬意を。
ピクリエではイベント会場はわちゃわちゃしていて、とても面白かったです。サークルの机や自分のアバターも変更できるそうで、絵を描ける人はいじっていましたね。キャラ愛があってよきでした。
また、コエパレは主催とゲストがつべで生配信も行っていて、サークル参加者の宣伝やトークもあって楽しませて頂きました。運営さんホント感謝や……! ライブで一般参加者の人とコメントを通じて交流があったりして、面白かったです。
放送の最後には来年、2025年にもコエパレ開催決定の知らせもあり、大盛り上がりをみせていたと思います。私は来年も小説で参加したいなぁ。
来年、参加っていう話で氷菓をオマージュした言い回しをしようとしましたが、私には力が足りずぜひ来年のにも期待してくださいなんて言えやしないや。
以下、ネタバレ含む
その指先に触れて
小説自体初めてということもあり、作法も調べながらとなかなか大変でした。あと、脚そ考とでも言うべきか、作者である私の頭がよくないので、斜に構えたような……いえ、ネガティブな発言は止めます。
さて、あえて曖昧に書いて、ちゃんと考えられて作っているんだ……! と思わせて読者に全てを委ねようと思ったのですが、解説が欲しいというお声があったので少し、書きます。自己陶酔です。気持ちよくなっちゃいました。
以下、ネタバレになるよ
COEIROINK二次創作小説 その指先に触れて、は
・その指先に触れて
・ととと とーとーとー ととと
・彼は誰か
の全部で3つの短編からなる本です。
その指先に触れて、はこの本のタイトルでもあります。ナコちゃん視点の話。この話は元々、とある方が【爪切りはえっち】という発言から、私が思う爪切りはえっちをTwitterに投稿したことがありました。
この一連のツイートを膨らませました。ツイートの内容をほぼそのまま使っているはず……? 解説することは特になく、私がきゅんきゅんするような内容を書きました。私がきゅんきゅんしたいので書きました。うぉお、色々な人に刺さればいいなぁ!
頂いた感想で化物語の歯磨きシーンに言及されている方がいて、私もそれを意識して書いていた節がありますw 癖ってバレてしまうのですね……。
ととと とーとーとー ととと
二つ目の、ととと とーとーとー ととと、はモールス信号でSOSです。傷物語を映画館で見たときに『モールス信号でSOSって言ってる!!』と興奮したのは記憶に新しいですね。……えっ2016年?!
最初はこの短編のタイトルは自我同一性の拡散だったのですけど、直接的すぎるなぁと思ってSOSのモールス信号に変えました。こっちの音の方が、コエイロインクでも再現できるし、漢字が多いタイトルより柔らかい印象になると思って変えました。モールス信号を知らなきゃ、メロディーをくちずさんでいるかも、って思って欲しくてですね。
解説と言えるほどのことはありませんが……この話はレコちゃん視点の話です。一つ目でラブコメ風に書いたから趣を少し変えてみようと思い書きました。
私がメタフィクション大好き侍でありまして、とある神ゲーに脳みそを破壊された民です。いつか私もソーユーゲームを作りたいという気持ちがあり、まずはその練習ということでこれを書きました。
コエイロインクの公式キャラであるレコちゃんが、もしキャラクターという概念に気付いてしまったらというのが最初のコンセプトです。ただそれを直接表記せずに、なんとなく伝わったらいいなぁと思いながら書きました。
この世界では自分が人間であるという風に描いているのと、人間ではないのかもしれないという不安を描きたかったですが、難しいですね、実力不足です。
では、それをどう表現したらよいかと考えてアイデンティティクライシスのように書けば、それっぽくなるかなと思い書きました。むしろそう思わせるように書いたところはあります。
レコちゃんというキャラが何を喪失したらレコちゃんではなくなるのかが表向きのテーマですね。裏のテーマはコエイロインクの公式キャラの存在であると気づきかけたレコちゃん。わたしとはなにか。
色々な絵師さんによって描かれた立ち絵がたくさんあるレコちゃん。また声当てとして、様々なキャラに使われているレコちゃん(つくよみちゃんボイス)。それに気づき、わたしとは何かに苛まれるという感じです。
私の技量が足りず、このような結末になってしまいましたが、とあるVの方がTRPGの配信でテセウスの船やスワンプマンについて触れているのを見かけました。私もそうですが、やはりこの手のテーマは面白く、解釈や考え方の違いを含めて交流したい分野ですよね。
コエイロインクの製作者様であるシロワニさんも、ゲーム配信の時に軽く触れていたような記憶がぼんやりとあります。配信見返さなきゃ……!
この作中でちょこっとネタを仕込んであります。感想でお気づきの人がいて嬉しかったです。やはりネタは仕込んでなんぼですね。この系統の気づく人にさえ届けばいいっていうスタイルは継続していきたいですわ。もっとたくさん仕込みたいですわ。楽曲の歌詞をふたつほどいれました。
う~む、これは解説か? やはり、そこまで考えていないよってことで。
彼は誰か
読み方は「かはたれか」。
映画、君の名は。で、かたわれ時、かわたれ時、という言葉が使われていたところから、このタイトルにしました。かれはだれか、漢字にして、かはたれかと読む。
一つ目二つ目はナコちゃん、レコちゃんとメインにきましたので、次はカナタ君です。さて、カナタ君はどう書いたものかと思いまして、レコちゃん編とは対比的な構造にしようと思いました。
レコちゃん編では、自分とは何かに焦点を当てていました。
カナタ君編では、どのような構成要素を保有していれば、その人らしくなるのかを書きました。
また、前二つがメインキャラが語るスタイルだったので、三つ目も同様にするのもアレかなと思い、カナタ君編ではカナタ君はいません。変わりに別のキャラが話しているのですが、あえて明言していませんでした。
あなたのご想像にお任せしますスタイルにしようかと思いましたが、解説が欲しいという声があったので……一応、黒聡鵜月君を意識して書きました。
でも、黒聡鵜月君の解釈が私の中では固まっていないため……黒聡鵜月君を意識して書きましたが、たぶん、違う人かもしれません。かもしれないですけど、わかりません。黒聡鵜月君なら斜に構えた発言も、ニヒルな感じでも大丈夫そうという謎の安心感があります。他人の空似かもしれません。
彼は誰か、は私が好きなテーマの話です。スワンプマンとかそっち系の話ですね。それと軽く創作論についても述べています。
先程お伝えしたのにも繋がりますが、私はメタフィクション大好き侍です。また叙述トリックも好き好き大好きです。このレコちゃん編とカナタ君編では、それを少しでも表現出来たらなぁ、と思いながら書き上げました。
彼ら彼女らの世界観と、我々リアルの観測者が一部混ざるような、第四の壁をノックするような表現が好きなのです。拙い文章ながらもその片鱗を感じとって頂けたのなら幸いです。
あまり露骨に書くのもアレかなと思い、かなりボカシたともいえます。下手くそがバレないように気づかれないように書いたともいえます。
今後もメタフィクション、叙述トリック、人間とはなにかという話を少しずつ研鑽していきます。これも気づく人にさえ届けばいいなぁ、なので表テーマと裏テーマみたいな感じで書いていけたらいいなぁ。
そして、私の脳を破壊した神ゲーに近づいていきたいです。
さて、前半のカナタ君については、とある鯖での日常的な会話内容を意識して書きました。気づく人には伝わる。内輪ネタともとられかねないですが……。また、COEIROINKの動画を鑑賞していたら気づけるような内容も少し盛り込んでいます。これはリアルネタですね。
作中ではGANTZの最終巻だったかの言葉が気に入っていて、それを少し使いました。ネタは仕込めるだけ仕込んでおけ。
記録と思考ルーティンの下りはserial experiments lainから。
完璧で究極のカナタ君はYOASOBIのアイドルから。
カナタ君ならきっとそうするは、葬送のフリーレンから。
運命石の選択は、STEINS;GATEの運命石の扉から。
私の宇宙のカナタ君はこうだ、というのもとある映画監督さんの名言を意識しました。色々なところから引っ張ってきていますねぇ。
といったところで解説か? と思う内容でしたが解説終わりになります。
私が文章を書く際に意識したところは、頭の中で文字の音を再生することです。
私の脳の作り方がアレなのか、他人と会話するときに、相手の言葉を頭の中で文字起こしをして、その文字を認識している傾向があります。だから早口の人は苦手ですし、私が喋るときは目をつぶり、頭の中で文字を起こしてそれを読み上げるようにして喋っています。
そのような人間であるため、文章の読みやすさを意識して書き上げました。
コエパレについてと、私の、その指先に触れて、を書きました。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
来年も小説で参加する予定です。絵の練習を始めて扉絵とか描けたらいいなぁ。
蛇足、07/11加筆
私の親友から「小説読んだよ」という連絡がきました。
この蛇足では、その親友とのやりとりについて述べる為、その親友に捧げる文章です。つまり内輪ネタです。
なので、ここから先を読む必要はありません。
親友は、元ネタというべき好きな小説や漫画、アニメ、映画等を言い当てていて、驚きました。気づくなぁ……と苦笑と嬉しさですね。気づく人にさえ届けばよいと思っていましたが、やはり親友と言うべきか、見てきたものがほぼ一緒な為、見抜かれていましたね。
私というオタクは厄介なもので、私だけが知っている、私さえ気づいていれば、それだけでも十分と考えております。誰にも気づかれなかったか……ふふふ、と不敵な笑みを浮かべるタイプです。
……お読みいただいた方がわざわざ文章に起こさず、気づいていたのかもしれませんが…………。まぁ世に出てきていないと、観測されないと、ね。
パロディというべきか、元ネタがある私の小説には、私を構成するすべての作品にありがとう……そのような気持ちも込められていました。
元ネタに気づいてくれてありがとう。この記事に書いていない、元ネタについても言及されていて、ホントにびっくりしました。やるなぁ……。
親友からの連絡。
えぇえぇ、私が書きたいこと・意識していたことをズバリ言い当てていて驚きました。それと笑いが込み上げてきましたね。前述の通り、私はメタフィクション大好き侍です。
勿論、親友ではない人から頂いた感想にもこのことについて述べている人もいました。その人は私が以前投稿した動画について、感想を書いてくださっている方でして、私の憧れの人であった為、とても嬉しかったですね。
レコちゃん編は公式キャラ、つまり素材としての自分にもし気付いたら、というのが裏テーマです。上のところで記述しなかったのは、すべて書いてしまうのも、自分でギャグの解説をしているみたいでアレだと思って、隠していました。書き忘れていた訳ではありません。
私の脳を破壊した神ゲーがそうなのです。キャラが、創作物のキャラだと気づいたらなにが出来るか。彼・彼女はどう生きるのか、私が好きな分野です。AIに愛が芽生えたら。人外が心に気付いたら。好き好き大好き。
前述しましたが、この分野は私が研鑽を積むべきところですね。色々な本や作品に触れて知識を蓄えねば……!
親友から連絡がきて、舞い上がってしまった私の日記でした。
えっ、蛇足に千文字も書いたの……?
07/18追記
と罰さんが、私の本記事を紹介してくださいました。と罰さんが!?!? と通知が来て小躍りしました。悦びを噛みしめましたね。ホントに嬉しい限りです。どこまで踏み込んで書いてよいのかわかりませんわ。
元々、私はネットで活動してこなかった人間で、COEIROINK投稿祭2023より少し前にネットでも他者と交流を図るようになりました。その為、ネットのマナーだとか作法だとかをどこまで書いてよいのかわからないのです。
感謝、圧倒的、感謝!! という気持ちが溢れてはいるのですが、私の場所で他の人について触れてよいのかわからないのです。ううむ、悩ましい……勉強しなければ。と罰さんありがとうございます!!!!
また、とあるVの方の配信が私の好き好き大好きポイントに突き刺さったので、ここで紹介させていただきます。……もはや日記のようである。
シナリオがそこそこ長めではあるが、ぜひ見て欲しいです。
今回の追記はここまでにしておきます。あまり後から追記加筆をし続けるのは良くないと思いますので。