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杉並区教育委員会の方たちと懇談しました

5/19に提出した要望書について説明する時間を5/29にいただき、懇談しました。

5/19から状況は変わり(登校が決まった)私たち保護者の要望や思いが変わったり、追加で入手した情報もあったことから、追加で要望書を提出しお話をしてきました。

今の状況について

教育委員会としては、1人1台端末準備に関する予算を最優先事項として予算申請する。GIGAスクール構想(申請パッケージ)で国が準備してくれるのは端末代のみ。主にランニングコストについては自治体負担となり、通信のための環境(通信機器・データ料金)が高い。ちなみにパッケージ申請の期限は今年度中限り。

②ただコロナウィルス感染症対策で20億を超える補正予算が出されている。またコロナ禍により税収が落ち込む可能性もあり、教育にどれくらい予算を割けるかは首長(区長)の判断となる。

③コロナの第2波などに備え、オンラインで繋がれる仕組みの準備は進めている。でもオンライン学習については、段取りに時間が掛かるのでまだ時期は見えない。

命を守る対策はもちろん最優先事項だとは思うのです。ただ、子どもの環境も大事で。(どちらが大事なの?というのは抜きにして)

私たちから追加の提案

限りある税収の中でどう割り振っていくか、全体を見るとこちらばかりの要望は言いづらいのですが、私たちとして追加で提案したこととしては以下です。

提案1:GIGAスクール構想パッケージ申請は是非行ってほしい

「あるものをどんどん利用」することで予算を絞り、今年度のチャンスを逃さないで欲しい。(校内LANや校内Wi-Fi利用を想定し、家に持ち帰ることを想定した通信機器および通信料は一旦除いて考える。有事の際には、「あるものをどんどん使って」家庭内のWi-Fi環境などを利用し、ない人については機器を提供する。)

提案2:オンライン学習の検証に着手してほしい

プロジェクトを立ち上げて、興味がある先生に参加してもらい、トライ&エラーをしながら、有事の際はもちろん、平時においても、ICTを活用した学習を確立するために取り組める環境を作って欲しい。(取組みたい先生は結構いらっしゃるのですが、上からNGと言われているという話はよく聞きます)


杉並区議会も開会され、区議からもオンライン学習について区議会内で発言すると聞いていますので、今後の動きに注目していきたいと思っています。

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