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【まちやどの魅力】あなただけのオリジナルの1泊

ラグジュアリーホテルやブティックホテル、コンセプトホテルなど、宿泊施設の選択肢は数多くありますが、宿泊スタイルに少し飽きてきたという方もいるのではないでしょうか。

今回は、新たな旅のスタイルとして分散型ホテル「まちやど」についてご紹介します!自分だけの特別な1泊を体験してみませんか?


「まちやど」とは

「まちやど」とは、各地の小さな町や地域全体を宿泊施設と見立て、地域と一体化した滞在を楽しむ宿泊施設のことです。通常のホテルや旅館とは異なり、地域の文化や生活に寄り添った宿泊体験ができる施設になります。

「日本まちやど協会」より

まちやどの3つの特徴

地元密着型の宿泊施設:大規模なホテルやリゾートではなく、古民家を改装した宿や、小規模なゲストハウスが一般的です。地元の建物や伝統に触れることができるのが魅力です。

地域との交流:地元の住民や商店と連携しており、宿泊者が地元の人々と直接交流したり、地元の生活を体験できる機会が多く提供されています。

ローカルな観光体験:観光名所を巡るというよりも、地域の風景や文化、食事を楽しむための体験を提供します。宿泊者は地元の市場やお店で買い物をしたり、地元の食材を使った料理を味わったりすることができます。

紹介するのは「熱海のまちやど」

特徴①:自分好みの宿泊施設を選べる

今回は、熱海にある3つの「まちやど」をご紹介。自分の滞在スタイルに合わせて、好きな施設を選んでみてください!

カジュアルに楽しんで過ごしたい「guest house MARUYA」

ゲスト同士の交流を楽しみたい方におすすめの施設です。カプセルタイプのゲストハウスで、広々とした共用スペースやライブラリースペースがあり、他の宿泊者と気軽に交流することがでたり、一人で静かに読書ができたりします。

また、併設された「MARUYA Terrace」では、地元の人々と交流することも可能です。地元の話を聞きながら、カジュアルな滞在を楽しみたい方にぴったりです。

ノスタルジックに想いに浸りながら過ごしたい「ロマンス座カド」

熱海の昭和テトロな懐かしい雰囲気を楽しみたい方におすすめ。かつて熱海最後の映画館だった「ロマンス座」の一部をリノベーションしたホステルで、文豪や女優にインスパイアされた部屋が揃っています。

全室個室タイプの宿泊施設ですが、一部トイレとシャワーは共用です。歴史と芸術に触れながら、ゆったりと過ごしたい方にぴったりです。

自然と共に時の流れをゆったり感じながら過ごしたい「Kiten - slow & work stay -」

自然のリズムを感じながら過ごしたい方におすすめのホステルです。元は旅館の奉公ほうこう(従業員)の寮だった建物をリノベーションしており、五行の自然元素に基づいたデザインが特徴です。

各部屋はそれぞれの季節を表現しており、季節の変わり目に合わせた特別な宿泊体験を提供しています。静かな環境で心身ともにリラックスした滞在を求めている方に最適です。

特徴②:オリジナルのマップで自分好みの熱海を体験する

どの施設に泊まっても、チェックインは「guest house MARUYA」で行われます。受付ではスタッフがオリジナルのマップを使って、熱海の魅力を紹介してくれます。

「どんな滞在をしたいか」を相談すると、あなたの希望に合った飲食店や温泉、自然スポットを案内してくれます。その瞬間でしか体験できないものに出会える、一期一会の熱海を存分に楽しんでください。

紹介するお店はどこも地元の人だからこそ知っているお店。そして熱海の人の暖かさに触れることができます。

特徴③:自分好みの熱海の味を体験する

「guest house MARUYA」では、熱海名物の干物を焼いて食べる朝食体験が楽しめます。干物は、江戸時代や平安時代から続く歴史あるお店で購入したもの。目の前で自分で焼くことで、より一層地元の食文化を感じることができます。

さらに、朝食には静岡県産の白米と、削り節から毎日手作りされる特製のお味噌汁も楽しめます。体も心も温まる朝のひとときをお楽しみください。

最後に

ホテルや旅館で過ごす時間も素晴らしいですが、「まちやど」では自分らしい滞在の仕方を選び、地域と一体となった特別な体験が待っています。

今回紹介したのは熱海のまちやどでしたが、全国に27の拠点のまちやどがあります。

まちやどを通じて、その土地の、その瞬間にしか出会えない場所や人、食事に巡り会えるかもしれません。

まちやどを訪れる際は、あなただけの素敵な1泊をぜひ体験してみてください。


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