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「戦友Hさん」墓前での誓いと「パン屋専門」税理士。

先日は雪が舞う秋田で
企業研修でした。

秋田講演のときに私が
必ず訪れるのが
「戦友」が眠るお墓。

私の本のあとがきにも毎回
記させて頂いている
デザイナーのHさん。

横浜在住でしたが、
お墓は故郷の秋田市にあるので、
Hさんの大好きだった日本酒を手に
必ず寄るようにしているのです。

前職時代の1998年から
2010年までの13年間、
当時、WEBプロデュースが
メイン事業だった私の
力強い右腕であり師匠でした。

Hさんの口グセは、
「小さな会社に頑張ってもらいたい。」
「そんな会社を支えているあなたは
偉いよ」。

私がヒアリングしてきた小さな会社の
特徴を画面デザインに反映させるのが
実に巧みな方でした。

逆に平凡な画面デザインに仕上がるのは、
原因は完全に私の洞察力不足。

私が一見、「何の変哲もない」中小企業を
「非凡な会社」に変える術は、
このHさんに鍛えられたといっても
過言ではありません。

「どの商品で一位を目指すのか」
「どの客層で一位を目指すのか」

その思考はWEBプロデュースから
企業コンサルティングに活動の場を変えても
私の基盤として生き続けています。

私のもとに相談に訪れる業種で
最近とても多いのが士業、
つまり国家資格者です。

このような特徴が出しにくい
国家資格者でも、
徹底した「専門特化の一位づくり」
をしている事例があります。

それは、「パン屋専門税理士」の
河原治さん。

2014年度の「会計事務所甲子園」で
日本一になったことでも知られる
優秀な税理士さんです。

6年前、同じ研修のテーブルで
その「パン屋専門」に絞り込むに至った
プロセスと実践内容を聞き、
緻密に進めた戦略に感動しました。

「パン屋税理士」
YouTubeチャンネルまであります。
河原さん、素晴らしい!

このような
「商品・エリア・客層」の
絞込みができている方が
ネット戦略を実践すると
素晴らしい結果が出ます。

業績の70%はこのような
「経営戦略」で決まるからです。

YouTubeやLINEという威力抜群の
ツールを活かすも殺すも、
「専門特化の一位作り」。

秋田市で雪が舞う霊園で、
Hさんの墓前に手を合わせながら
「専門特化の一位作り」の
大切さを改めて実感したのでした。

Hさん、私を13年に渡り
鍛えて頂きありがとうございました。

墓前で誓ったように、
これからも「何の変哲もない企業」を
「非凡な企業」に変えるお手伝いを
生業にこれからも頑張っていきます。

それでは、今週後半も
頑張ってまいりましょう。

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