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「天才」江川と「雑草」西本。これぞ弱者の生きる道。

私が最近、全国行脚の
移動中に読んだ本は、
マンガ「江川と西本」全12巻。

良く丁寧に取材して描かれているという印象です。
江川、西本両選手ともに
この漫画には満足しているそうです。

子供のころ、地元水戸のデパートで
行なわれたサイン会で
西本さんからサイン貰ったなあ。。

1980年代、巨人軍のふたりのエース。
天才型の江川卓と、ドラフト外で
入団した「雑草」西本聖。

剛速球を武器に三振の山を築く
江川投手。いわば天才型の投手。

今でいえば、大谷選手のような
感じでしょうか。

一方、甲子園出場の経験もない
ドラフト外入団の西本投手。
背番号は「58」。全く期待されていません。

「3年間は遊びに絶対に出かけない」。

固く誓った西本投手は、
電車に乗る時につま先立ちをしたり、
一本歯の下駄を履いたりして、
徹底して自分を鍛えます。

そして、江川投手のような
剛速球がない代わりに磨いたのが
切れ味鋭いシュート。

そして三振を狙うのではなく、
徹底した「打たせて取る」投球。

日本シリーズで活躍した西本投手は、
西武ライオンズ相手に、13安打をされながら、
完封勝ちという試合が象徴的です。

全27のアウトのうち、飛球1つ、三振4つ、
あとの22のアウトは全てゴロアウトという
「打たせて取る」持ち味の投球でした。

結果的に、生涯勝ち星では
「天才」江川投手の134勝を上回る
165勝をマーク。

先発完投型の本格派投手に
贈られる「沢村賞」も、
獲得できたのは西本投手。

入団時には期待されていなかった
176センチの小柄な地方出身の18歳。

そんな西本投手は
球速や体格というハンデを、
シュートという武器と投球術で
カバーして成功したのです。

これぞ「弱者」中小企業にも
通じる「生きる道」。
スポーツの世界は人生の縮図です。

西本投手の成功から私たちも
「誰にも負けないひとつの武器」、
「欠点を補う持ち味」の大切さを
意識しなくてはいけませんね。

さあ、今週後半も張り切っていきましょう!

追伸:

このセミナーもあなたの武器を構築する
第一歩になるかも知れませんね。

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