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「お楽しみはこれなのかよ!」芸人の名セリフ

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芸人のパフォーマンス(漫才、コント、ピン芸などなど)における名台詞を取り上げる。
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2019年2月の記事一覧

よゐこ「新米美容部員」

かつて、テレビバラエティにおける“シュール”という表現は、あまり良い意味を持たなかった。バラエティ番組でシュールという言葉を耳にするとき、大抵の場合、それは特定のお笑い芸人がスベッたとき。それも、イジることで笑いに変えようというのではなく、例えば「○○はシュールだから」と言い訳のようにして使われていた。面白くないのはシュールだから、僕たちのような庶民には理解できない笑いだから……と、いうように。

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田上よしえ「前説のおね~さん」

誰が言ったか知らないが、「女の下ネタは笑えない」という定説がある。なるほど。思い返してみると、確かに女性がシモの話題を振っている姿を見ると、なんだか居たたまれない気持ちになってしまうことが多かったような気もする。この風潮に対抗しようと試みたのか、一時期、女性ピン芸人の友近が「濡れる」という表現を多用していた。男の勃起が笑えるネタとして許されるならば、女が濡れるのもアリなんじゃないか、ということなの

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バカルディ「美容室」

ウッチャンナンチャンの冠番組で、バカルディと名乗っていた二人組が“さまぁ~ず”に改名したのが2000年。当時、ウッチャンは企画で改名させてしまったことを後悔していたというが、当の二人はコレをきっかけに大ブレイク。2014年には全てのキー局でレギュラー番組を持つコンビにまで成長したのだから、何も後悔することはないだろう。少なくとも“手裏剣トリオ”や“丁半コロコロ”、“アイスクリーム”よりはずっとマシ

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