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足パカで脚痩せなんてしない!

ここ数年「足パカ」をやたら紹介している動画がありますが、

それは本当に効果があるんでしょうか?

結論から言うと、

脚痩せを目的とする場合、

足パカは対して意味は無いかと思っております。

(脚を細くするという目的においては)


足パカとは

そもそも足パカとは、

仰向けになり、両足を天井へ持ち上げ

開いたり閉じたりを繰り返す運動です。

または、脚をハサミの様に

上下に動かすものもある様です。


足パカの効果

足パカの効果は何と言っても

腹筋運動になる事でしょう。

仰向けになり足を持ち上げている訳ですから

少なくとも腹筋は使いますよね。

ただ、よく下腹部(下っ腹)を引っ込める事が出来る

みたいな謳い文句を使っている動画もありますが、

実際、下腹部にはそんなに関係が無いんですよ。

(股関節の屈曲・伸展動作※股関節を曲げたり伸ばしたりする動作と下腹部の筋肉にはあまり関係が無い)

ただし、下腹部が出ている時点で、

腸内環境などにも原因がある事が予想されます。

まずは腸内環境改善に努めるのが先です!

また、浮腫みを改善する効果はあります。

実際、脚の浮腫み改善には脚を高く上げて寝る事が

効果的ですしね。


脚痩せに効果はある?

私が最も伝えたいのが

「足パカで脚が痩せる訳がない」

って事です!

※そもそも特定部位だけを狙った部分痩せが不可能だと思っておいた方が良いです(´;ω;`)


ちょっと考えてみて下さい。

脚を伸ばし宙に浮かせた状態で

足の開閉をするだけで脚が細くなるって。。。

『両腕を前に出し、開閉するだけで腕が痩せる』

と言っているのと同じです。

重力が真上から真下にかかるに、

前に伸ばした脚や、

腕に効いてくる訳がないんです(泣)

ましてや、膝の屈曲/伸展(曲げ伸ばし)が無いので、

そもそも太ももの筋肉すら動いてません。。。

簡単に言うと、

仰向けになっての足パカ運動は脚痩せに効果は無い

という事です!


足パカの注意点

それでも足パカをやる(仰向けで実施する腹筋は全て対象)際は、

必ず腰を床に押し付けるように実施しましょう。

要は腰が反らせない事が凄く重要です。

腰と床の隙間を限りなく0にする様なイメージです。

ここで腰が反ってしまうと腰痛リスクを上げてしまいます。
※上の写真の様に、腰の下に手が入るのはNGな例です。

また足パカの様に仰向けで脚を持ち上げる種目では、

脚をどの角度に上げるかも重要です。

脚の位置が低くなると強度が上がり、

高くなると強度は低くなります

当然、脚の位置が低くなる程、腰が反りやすくなるで

腰が反らずに出来る角度で実施する事が大切です。


足パカで痩せている訳ではない

SNSでよく見る「足パカで5㎏減!」

あれはもう本当に悪意を感じます。。。

ちょっと過激な事を言わせていただくと、

足パカで痩せるという投稿のほとんどは視聴数稼ぎです。

事実、本当に有名なトレーナーで足パカを

推奨している人っていないんですよね。

しかし、痩せているのは本当だと思います。

足パカも腹筋は使っているので多少のカロリーは消費します。

そりゃ全く何もしない人がやったらその分多少効果がありますよね(笑)

また、先ほどの通り浮腫み改善に繋がります。

浮腫みが解消され一時的に脚が細くなる事もあります。

ただあくまで脂肪が減ったことで脚が細くなる訳ではありません。

それに、「-〇㎏減」等の投稿をしている人たちは、

足パカだけやっている訳ではないです!

足パカ以外のトレーニングも取り入れているでしょうし、

何より食事のコントロールもしているはずです。

ですので、

「足パカだけで痩せている訳ではない。」

「足パカで痩せる事はあまり期待できない」

というのが真実です。

ダイエットや下半身のボディメイクは、

まずはシンプルなスクワットが一番です!

ちょっとショッキングかつ、過激な内容でしたが

これが足パカの実態です。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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