死別からの心境

覚悟はしていたけど、癌と戦い続けた夫を見送り

私にとっては天と地がひっくり返ったくらいの衝撃というか

生きる全ての世界が全く異質の次元になったかの様な気がしている

いつも一緒に行動し、夫のサイクルに合わせて考えたり決め事もしてきていた

その頃の夫の言動や想いがよぎる度に涙が出て
3秒で泣けます。の大会があったら出てみたい、なんて
思ってしまうほど涙腺が緩みっぱなし
本当に悲しい

救われるのは仕事をしている時と、夫の名義変更や、諸々の解約など、残務整理をしている時間だけは悲しみが遠退いている

この世に残された者の悲しみや辛さは経験した人にしか分からないかもしれない

最近スーパーのレジ待ちをしながら考えた
死は誰しも必ずやってくること、ただその時期が早いのか?ずっと先なのか?分からない

例えばレジ待ちの順番は少しでも早く!と思うのに、大切な人との死別はなるべく遅くと思う

レジ待ちの順番と死を例えて、こんな事を考える自分は不謹慎だと言われるかもしれないけど

夫は順番が早かった。早すぎる


順番だから仕方ない。のかと
思えば少しは諦めがつくかな。。などと思うのでした



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