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【詩】七等星

ふわふわとした思い出が
いつのまにか密度を待って
ビー玉くらいに小さくなって
きらきらしています

忘れてしまうことはできないけれど
どこかにしまっておけるくらいにはなりました

秋口の夜風は涼やかです
ビー玉に透かして見たベランダの景色は
星空のように逆さまで

七等星の君の家は
何光年も離れてしまったようで
見つけることはできませんでした

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