カレクサ日記 2/26-3/3 2024

2/26(月)

日付が変わって二十九歳を迎えた。この数年で少しずつ夢や目標が叶ったり、それに伴い環境が変わったり、昨年の夏以降は体調を崩しがちで色々あった20代後半だが、支えてくれた家族や友人に改めて感謝。この歳になると現実的な事ばかり考えるようになってしまったが、改めてこの先5年10年夢中になれる趣味や目標を見つけて楽しい30代を迎えられる1年間にしたい。旅は雨も止んで晴れ渡った朝の露天風呂を満喫し、仙台土産を買い込んで帰宅。事前の計画もせず、無理ないスケジュールでゆっくり過ごせた旅行だった。次の東北は紅葉の季節に行きたい。

2/27(火)

バースデー休暇を取り戻すべく朝からのらりくらりと在宅ワークに勤しんだ1日。自分へのお土産に購入したずんだ餡バターを塗ったトーストが美味しかった。冬の東北を経験した事でタワマンから吹き荒れる寒風にも耐性がついた気がする。

2/28(水)

ビルボードジャパンの磯崎さん著作の「ビルボードジャパンの挑戦 ヒットチャート解体新書」を読んだ。客観的かつ説得力のあるチャートを作ることの意義と今に至るまでの不断の努力が綴られていた。多くのページが割かれた人気アーティストのチャート分析に関して、イチ関係者として勉強になる部分は大いにあったが、イチ音楽ファンとしてはチャートはあくまで結果でしょうという付き合い方を薦めたいと思った。チャートインを目的化し過ぎるのは個人的にはやはりヘルシーではない。まぁ自分の好きなアーティストに関してはあまり関係がない話ではあるのだが。

2/29(木)

4年前の閏日はディストピアの入り口手前というタイミングでまだ楽観的だったのを思い出した。「4年に1度」というワードが歌詞に出てくるストレイテナーの「BIRTHDAY」を聴いたりしながら、当時どんな事を考えていたのだろうと自分のツイートを振り返ってみると「自分が聴いてきた音楽を体系化してアウトプットしたい」というような事を言っていた。4年が経って、これは人生レベルでの目標なのかもしれないと思った。点変化の激しい時代に1つのテーマを続けていくこと、点を繋いで文脈を作っていくことは難しいのかもしれないが、地道に自分だけの音楽遍歴を積み重ねていきたい。

3/1(金)

3月になり、数名の学生インターンが入ってきたのだが、皆揃って経歴がハイスペック過ぎて自分の方が場違いなのではないかと危機感を覚えてしまった。将来のことをロクに考えていなかった学生時代のツケを払う日々は続く。

3/2(土)

早くも今年4度目の水道橋へ。ドームでBE:FIRSTのライブがあるとは知らず大勢のBESTYに囲まれながらこの日はTOKYO DOME CITY HALLでMAISONdesのライブへ。わずか1時間10分程で全17曲を披露するあっという間のライブだったのだが、その理由も含めて良くも悪くもとても興味深い体験だった。楽曲ごとに歌い手が代わるプロジェクトというコンセプトはある種プラットフォーム的でもあり、リアルな場所でこのコンセプトを最大限活かせたらとても面白いんだろうなと思う。

3/3(日)

オシャレな下町としてすっかり定着した蔵前へ。カカオチョコレートのお店で頂いたスモアがめちゃくちゃ美味しかった。店の向かいには小さな公園があり、町のちびっ子全員集合しているんじゃないかというレベルで賑わっていてとても和やかな気持ちになった。