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格ゲーをマルチにするメリット・デメリット

お世話になっております。佐藤(@sugarOsato)です。
僕は地元でもかなりマルチに格ゲーをプレイしている自負があります。とはいえウル4以後のゲームが中心ですし、中には触ってないタイトルもありますが。
そんな僕が感じた色々な格ゲーを触ったことのメリットやデメリットをつらつらと書いていきたいと思います。
軸を決めないと抽象的になってしまうので今回はスト5をメインに据えているプレーヤーと前提して述べていきます。あくまでも主観です。参考程度にどうぞ。

メリット

格ゲーそのものへの理解ができるようになる
格ゲーのルールは簡単です。先に相手の体力を溶かした方が勝ち、これだけです。しかし、その過程はメチャ難です。序盤の組み立て方、中盤のしのぎ方、終盤のリーサルと逆リーサルの拒否等、頭がこんがらがるような複雑怪奇な状況がいくも交差してきます。
そこで「他ゲーではどうか」が一つの指標になることがあります。例えば「このゲームは○○よりも逆転性が高いから無理せずチャンスを待とう」や「ゆっくり振り上げるような技はどのゲームでもだいたい中段技だ!」のように、プレイしている格ゲーへの理解・攻略を手助けしてくれる場合が多々あるように思います。

他の格ゲーで培った経験値が活きる
これもよくあります。具体的にはファジーやコマ投げの当て感、差し返しへの意識が培われたなと強く実感できます。特にファジー系統はそれ自体が重要なシステム的要素になっているゲームが多く(特にアークのゲーム)、これをマスターすることで守りが硬くなったり、また、相手の守り方を素早く理解する糸口にもなります。ファジーガードやファジージャンプ、ファジー打撃に苦手意識を持っている方はメインタイトルではなく他ゲーで練習してみてもよいかと。

向き不向きが分かる
人間である以上得手不得手はあります。それが何かを自分では理解しにくいのも事実です。そこで、他の格ゲーをプレイすることでそのテクニックを自分は上手に使いこなせているのかを確認することができます。
自分が得意と気づいたテクニックは長所や持ち味としてプレイスタイルに活かすことができます。また、できてないと気づいたテクニックは他ゲーを触る以前よりも具体化されます。あとは個別練習をすることで弱点克服につなげることができます。
「マルチプレイヤーは器用」というイメージがありますが、これは自分の弱点を一つ一つ潰していった結果なのだと思います。

デメリット

特殊な状況判断への精度が落ちる
多分これが一番デメリットです。プロが他の格ゲー触れない理由もこれだと思います。
いわゆる最大ダメージやぴったりのリーサル判断、空中食らいや状況別セットプレイの精度がメインタイトルでガクッと落ちます。腐ってもメインである以上、経験値を再度ためれば直ぐに取り戻すことができるスキルではありますが、これが痛手となって負けるケースがあるのでマルチプレイヤーへの足を踏み出せない人がかなりいると思われます。

そのゲーム独特のシステムに苦しめられる
DBFZの超ダッシュやGBVSのガードボタン、サムスピの弾き等、そのゲーム特有の強いシステムはそのゲームでしか使用できません(当たり前や)。
意外とこれを頭は理解していないことが多く、スト5で相手と密着時に表裏超ダッシュを仕掛けようとしたり(よく分からない上り空中攻撃が出る)、とっさの表裏択をガードボタンで乗り切ろうとしてしいます(もちろん表裏は食らう)。
これはもはやサガです諦めましょう。

メインに費やす時間が少なくなってしまう
現代人は忙しいです。睡眠時間を削ってゲームしてます。にもかかわらず他の格ゲー触ろうものには時間が足りないです。結果としてメインタイトルのプレイ時間を減らすこととなります。これによって上記2つのデメリットが発生するといっても過言ではないです。どうしようもないです。

終わりに

以上になります。あくまでも主観なので参考程度に。
僕は色々な格ゲーを触るのが好きなのでマルチプレイヤーとなりましたが、それによって色々な格ゲープレーヤーと知り合えたり、大会の試合をみるのが一層楽しくなったりもしました。
また、最近の格ゲーはゲームスピードが速く、コンボもさほど難しくなく、食らってはいけない一撃を理解するのが重要という点で、意外と似てる要素多いです。その意味でも今は色々な格ゲーを触りやすい環境であると思います。
手を出そうか迷ってる方はとりあえず触ってみるとよいかと!楽しいぞ!

以上です。それではまた。

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