三の丸尚蔵館に蘭陵王置物を見る
2024年20日目。
皇族が所蔵していた美術品等を保存・研究・公開する皇居三の丸尚蔵館。その三の丸尚蔵館が一部リニューアルオープンし「皇室のみやび-受け継ぐ美-」展が2023年11月より行われています。
迂闊なことに第一期の展示に行きそびれてしまったので、第二期は絶対に逃すわけにはいきません。ということで、予約して行ってきました。
予約制で入場者数が制限されているため、館内の混み具合はそれほどでもなく、ゆっくり観ることができます。また、昭和天皇・香淳皇后両陛下の肖像画などほんの一部を除いて撮影可能!嬉しくなって、ついいろいろ撮ってしまいました。
そして、思いがけず出会ったのが「蘭陵王置物」!!!
作者の海野勝珉(うんのしょうみん)は水戸出身の彫金師。「蘭陵王置物」は雅楽の演目「蘭陵王」が演じられている様子を描いたもので、第3回内国勧業博覧会(1890年)で妙技一等賞を獲得しています。ちなみに今回の展示品の中で唯一の国指定重要文化財。ああもう!いつまでも眺めていたい!数々の美術品どれもこれもスゴイものばかりですが、「蘭陵王置物」が見られただけでも本当に来てよかったと思いました。
展示期間は3/3までですが、展示品は2/6より一部変更になるとのこと。また、第三期(狩野永徳「源氏物語図屏風」などが展示)が3/12より、第四期(やはり狩野永徳「唐獅子図屏風」などが展示)が5/21より行われるということで、これはまた行くしかないですね!
さて、今回の余談。
ランチを求めて神保町へ。通常なら素直にカレーを食べるところ、「蘭」繋がりで蘭州拉麺をいただきました。レベル2の細麺、パクチー増し。久々に食べたのですが、こんなに美味かったっけ?と感じるぐらい麺がモチモチで美味かったです。次は太麺にチャレンジしてみたいと思います。
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