さよなら三月、また来て四月

毎年忘年会を開いて、酒を飲んでわめいて号泣して明け方適当な男の膝で寝ていたころ、私のことを慕ってくれていた子が「この曲、〇〇さんのイメージにぴったり」と言ってきた曲がある。
三月のパンタシアの「三月がずっと続けばいい」と、カラスは真っ白の「HIMITSUスパーク」の2曲だ。

あれから時間が過ぎて、色んな事が変わった。
お友達は偉くなったり、すごくなったり、遠くへ行ったりして、あの頃語っていた夢の話よりビジネスとか現実の話が好きになったりした。私は何も変わっていないつもりだけど、きっと変わってしまって誰かに夢を見せるよりも自分の夢を上手に見ることに終始している。

スクリーン見つめても 退屈はいない消えない
ひらめきのはやさで 落ちていくの

HIMITSUスパーク/カラスは真っ白

どうしようもなく さびしいけど
わたしのせいだ
やさしくありたいよ 困らせたくないよ
偶然とか奇跡とか そんなこと願った
そんなことしか 願えなかった

三月がずっと続けばいい/三月のパンタシア

できれば、楽しいことがたくさんある春になりますように。
今年も三月が終わる。


面白い本の購入費用になります。