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あゝ盛夏 さかりを過ぎた向日葵が種子つけるまでに終わる関係 飲み干したレモンスカッシュ こ…
不意打ちのパクチーみたいな恋だったどうして言ってくれなかったの 全力で生きることなほ難し…
春めいた空に飛び出し四月から魔法少女の資格を取ろう 少女への鍵を見つけたデコレーションケ…
神様の飴と鞭ですお別れのあとにはぜったい素晴らしい虹 どこにでも光はあって寝室のクッキー…
感性を殺されていく日常で喘ぐように駆け込む本屋 イチョウ降る遊歩道を行く男女が夫婦である…
ああだからみんなシフトをあけてたのレジ打ちながら聞く遠花火 明日との境界線があやふやな24…
4枚切り食パンのようにふわふわないぬを抱きしめ赦されたい夜 息をする寝ている猫が息をする窓越しの我は日傘をさしたり ぽつぽつと雨粒そらではじけれどオオサンショウウオはしづかにねむる 昨日まで柴犬だったサバねこがわおんと鳴いて陽炎ゆらぐ ささやかな手土産探しているうちに自分のおやつばかり増えゆく 他人です私の彼氏は小龍包くらい上手に食べれる人です どうせなら殺してあげるべきだった世界が二人きりのあいだに 何度でも赦し合うのが愛だから買い置きのビール飲みきったりする
君の住む街に今すぐ行けますか？ドロシーみたいな銀の靴買った 551の匂い微かにバスが揺れ豚…
億万回 繰り返すのなら 穏やかで 君とランチを 食べる日がいい 皮越しの 貴女の熱よ、 体重よ…
０時を待たずに目を瞑り ＬＩＮＥが届く音を聞きながら眠る誕生日 決算に 関係ない部署にだけ…
