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モダン建築

「400点ありますよ。1時間では
むりかも」、係の方に言われた。

淡いくすみがかった桃色の円形が小宇宙のよう。よくみると小さく建築物が描かれている。
そのポスターに惹かれて訪ねてみた。

明治から1970年代までに建てられた建築物を写真、設計図、模型、インテリアなど現物を展示する展「モダン建築の京都」展。

フランソワーズという喫茶店、
円山公園にある長楽館、山形有朋の別荘だったという無鄰庵、市役所、いまいる美術館。ヴォリーズに設計を依頼したという鴨川のほとりにある建物(今は中華料理屋さん)
それから、京大北門前にあるパン屋さん。京都の喫茶店にあこがれて、1日に何軒も喫茶店めぐりをしたな

建築の展覧会は、以前に都内でみて、模型を見ているとなぜかフラストレーションがたまるので足が遠のいていた。

展覧会のグッツが、心を動かすものたちに満ちていて、この動く気持ちはとってもひさしぶり!
展示品の意匠をいかしたマグネット。
京セラ美術館の2階にある天井モザイクのハンカチ、なんと売り切れ!
京からかみのスタンプは、京唐紙になくてはならない「版木」と同じ素材朴の木
を使っていのだそう。

会期中には、街歩きを楽しめる連携企画が展示建築と連携して予定されていた。
美術館が起点になって、街に飛び出してあいこち街歩きをしたくなる。

1,900円の入場料。これは日本の美術館にしてはかなり高いと思う。常設展と合わせるとなんと3,000円。
それでも、会場には、若い人たちが多かった。
ここを起点に歩きはじめようー

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