普通とはなんぞや?
こんにちは「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。
先日まで、短期のヘルプ要員のアルバイトで入っていた百貨店でのお話。
急遽、スタッフが来なくなったのでお声がかかり10日ほど仕事をさせていただいた。
実は、社員候補でのお誘いをいただいたのだが通勤時間が往復3時間かかり、21時すぎまでの仕事はキツいので残念だが断っていた。この年齢でのお話は心から有り難いと思ったが、通勤時間は重要だった。
スタッフ急募という感じでしたが、最近無事に決まった。既に3日入っているというのをチーフから聞いた。
チーフに、新しい方が見つかって良かったですね。
と、伝えると…
アクセサリー売り場ですが、未経験の50代の方だと言う。
アクセサリーは、比較的ギフトラッピングは楽だと思う。
ラッピングは包装紙を使用せず、ギフトボックスにリボンを掛けるだけなのだ。
それが、できないということでそこから教えていると言う。
普通の人
話を聞くと、今のところは素直で一生懸命やってくれている。「普通の人」で良かったとホッとしていると言う。
わたしは、ついつい「普通の人なんて滅多にいないから良かったですね」なんて言ってしまったが…
チーフも「そうなの!普通がなかなかいないんだよ」と、「普通話」に盛り上がってしまいました。
普通とは、特に変わっていないこと。ごくありふれたもの。あたりまえであること。
…と、一般的には解釈される。
ですが、ベテランになればなるほど、自分や前の会社でのやり方などが邪魔になりそれを押し出す人が多いのだ。
新しい会社で0からスタートするのなら、その会社に合わせなくてはいけないが、それができない人が多いと言うし、わたしもそう感じていた。
そして、最初から馴れ馴れしい人も多いのだ。
「場慣れ感半端ない人」という人も多く見てきた。
最初から張り切る人に限ってすぐに辞めていくパターンを何度も見てきた。
普通の人っていない。自己主張がありすぎて困った人が多いと派遣の担当営業が話していたのを思い出す。
教えることを、素直に聞いて新しいことをゆっくり覚えてもらいたいとチーフは言う。
チーフが40代くらいのスレンダーで背が高いカッコいい女性。少し神経質そうな60代くらいのサブのコンビ。
チーフはアバウトでサバサバ系、サブが細かいことばかりチクチクいう感じはあるが、言ってることは正しい生真面目な人のようだ。
サブと一緒の時はかなり緊張する。
しかし、質問をすると嬉しそうなのでなんとか顔色を伺いながらうまくやるように努めていた。
もうこのコンビも20年くらいのようだ。
サブは、チーフに絶対的な信頼を寄せているようだった。
サブに「良い人で良かったですね」と言うと顔が少し曇ったのが気になったが…。
長く続くことを祈っています。
思ってもいなかった言葉
隣のヘアアクセサリーの個性的で綺麗なスタッフさんがいるのです。
ヘアアレンジがすごくかっこよくて、アイメイクがバッチリでカラコン入れてる「自称ただの主婦」さんと仲良くなってよく話しをしていた。
彼女は高校生の息子がいると言う。
「ただの主婦」には、全く見えないんですけど…。
ただの主婦というより、魔女か占い師みたいなイメージ。
彼女は実際、占い師さんですかとよく聞かれるらしいから、神秘的なイメージ。
売り場では、服は自由だが全員黒を着る。
それぞれの「ブラックコーディネート」で個性があるのだと思うが、彼女とわたしのタイプは似ているなと感じたので共通点はあったのかもしれない。
彼女とのヘアメイクの話題や雑談も楽しかった。
そして、「最近、来ている人は新しい人ですか?」と聞かれたので「わたしは会っていないけど、そうですよ。普通の人なんでしょ」と言うと、ケラケラ笑い出して「まぁまぁ普通の人ですね。とても律儀な方でした。」と、言う。
また、わたしは調子にのって「普通がなかなかいないらしいからね。わたしなんか普通だけど」と言うと手を左右に大きく振って笑いながら「いやいや、全然普通じゃありませんから、かなりの個性強めですよ」
「えっ?そんなことないですよ。どこが?」と見た目か聞くと、見た目ではないと言う。
「話す内容が面白すぎる」と…
またまた、目が点になりました。
わたしは、自分を本気で「普通」と思っている。
たまに、変なことを言う…とか、言うことが変わっている…と言われたことがあるので双子の妹に聞いたことがある。
すると、妹も「わたしも言われる」と答えた。
ですから、どこがというのはわからない。
それ以来「普通」とは何か?
えっ?何かズレてる?
ずっと哲学的に考えているところです。
✴︎この普通話は、後に続きます。
余談ですが、自称ただの主婦さんがわたしのことを一言加えました。
絶対に嘘をつかない人にみえる。
わたしの印象は、正直で嘘がない人と最初に感じたらしい。
え〜なんだか、嬉しい。
絶対に嘘はつかないわけではないけれど…
本当に、バカ正直よ!わたし。
心の中で叫んだよー
はい!自慢話でした(笑)
過去に、信じてくれない人もいたのでこの言葉はとても嬉しかった(泣)
(タロットカード 小アルカナ カップのペイジ)
そう、わたしは表裏のない少し子供ぽいかもしれないけれど、純粋で真っ直ぐな気持ちで生きているわ。わたしの話は、子供の頃からの空想好きからきているのかな?
だから、面白いのかな?
まっ、いいわ。
まだまだ、好奇心旺盛でなんでもトライしていくよ。永遠の少女的なおばあちゃん目指してみようかな(笑)
チャイ
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