番外編②ネタだらけの私の元カレ

はじめに


2部構成の、番外編2部目です。
この番外編では、私の元カレ(工作の対象者)について話します。
これまでの記事では暗い話題が連続していましたが、今回の記事はそうではないと思います。(思いたいです。)
早速、本題に入っていきます。


元カレのスペック


私の元カレは、所謂"ハイスペック"と呼ばれる類の男性でした。

  • 身長180cm

  • 大学院を首席で卒業

  • 某大手電機メーカー勤め

  • 実家は長年会社を経営 etc…

中高が私立の男子校で、大学も理系だったため、女性と接する機会があまりなく、女性には全く慣れていない方でした。
そのためか、女性に対する扱いが非常に丁寧で、育ちの良さも溢れ、第一印象は抜群に良かったです。
ありがたいことに、デートでは当然かのように毎回ご馳走してくれていました。(申し訳ないので、お断りして出そうとすると止めてくるほどでした。)
マメで、とっても優しくて、当時の自分から見ればかっこよくて、最高の男性と付き合えて幸せだなぁなんてしみじみと感じる毎日でした。

ここまで聞くと、ただの最高の彼氏かもしれません。
次のサブタイトル以降、私の元カレのカスっぷりを堪能してください。

元カレの裏の顔

  • 一家揃ってアムウェイをやっている

  • ホワイトデーのお返しにアダルトグッズを渡してくる

  • 極度のマザコンとムスコン

  • ドがつくモラハラ思考

  • 干渉が酷い元カレの姉

  • アプリで浮気

1つ1つが非常に濃いですが、説明していきます。
"ヤバい"の一言では片づけられない、ソシャゲでいうURのような存在だと、現在でも認識しています。
私はこんな人にベタ惚れで、復縁したいとまで思って100万円を溶かしたんだな。今考えるとなんて馬鹿馬鹿しく、そして恐ろしいんでしょうか。なぜだか当時はこの人のことがとってもとっても素敵に思え、手放してはいけない存在だと勘違いしていたのです。このあたりもソシャゲのようです。

一家揃ってアムウェイをやっている


文字通りなのですが、元カレ一家は、マルチ商法で有名なアムウェイにどっぷりと浸かっていました。私は直接勧誘されたわけではないので、気付いたのは別れる直前のことでした。
なぜ別れる直前になるまでも気付かなかったのかというと、元カレは当時社員寮に住んでおり、部屋に無関係の私が入ることができなかったからです。退寮する時期になり、元カレは新居で一人暮らしを始めました。
新居については、会社は一切関与していないので、私も出入りすることが可能です。私は元カレに「まだ片付いていないけど、遊びにおいで」と誘われたため、新居にお邪魔することになりました。

なんということでしょう(劇的ビフォーアフターのナレーションボイスで)
部屋中にアムウェイ製品が溢れかえっているではありませんか。
状況が整理できず、私はアムウェイ製品についてすぐには言及しませんでした。すぐに言及できなかったほどに、製品の数が多すぎたと言った方が正しいかもしれません。

「今日は荷物が届くから、受け取りのために自宅で過ごさなきゃいけない」という元カレ。引っ越したばかりだし、新しい家電とかかな?なんて思っていた私を見事に「Amway」とバカデカく書かれた段ボールが裏切ります。Amway。

送り主を見てみると、お母さんです。どういうことだよ。
さすがに元カレに「これどうしたの?アムウェイってあんまり評判良くないからびっくりしちゃったよ。マルチ商法だよね?」と聞いてしまいました。
若干イラっとした様子の元カレは「母が送ってくるんだよね。僕はそんなに拘りがないんだけど」と答えます。
本当にそうか?と疑いつつも、喧嘩になりたくないからと「そうなんだ!元カレくんに拘りがないなら安心したよー」で済ませる私。
あの時帰っておけば…別れておけば…。

伝票を見ると、ABOという文字が目に入りました。
自分のスマホでこっそり調べると、A(Amway)B(Business)O(Owner)ということだそうです。ふーん。。。

元カレ自身は拘りがないと言っていたので、「今度一緒に電気屋さんに行かない?」「この空気清浄機良いよ!」など、他の有名な電機メーカーの家電について話してみましたが、アムウェイ以外の製品を頑なに拒みました。
最終的には「momonaちゃんは全部の家電を試したわけ?」と、訳の分からない内容がすっからかんの反論をしてきたました。
もうこいつダメじゃんw完全に洗脳されてるじゃんwと思い、アムウェイのことは一旦諦めました。

あ、ちなみにお母さんから「元カレ君、これ、コロナに効くよ♡」と、謎のドリンクを勧めるLINEが写真付きで届いているところも偶然見てしまいました。てんこ盛り~~~~~~~

私までアムウェイに詳しくなってきたところで、この日はホワイトデーでした。

ホワイトデーのお返しにアダルトグッズを渡してくる

何を言っているのか わからねーと思うが おれも 何をされたのか わからなかった…

このお邪魔した当日はホワイトデーでした。
私はチョコレートは手作りではなく既製品をプレゼントする派で、(普段お菓子作りをしない私としては、品質もコスパも既製品の方が遥かに良いから)バレンタインにはちょっと良いショコラ専門店へお誘いして、お高めのショコラやパフェをイートインでご馳走しました。
また、感謝の気持ちを込めて、日ごろのデート代をほとんど出してくれていることから、3万円ほどの、彼の趣味に関するプレゼントも渡しました。

プレゼントの価値が値段で決まるとは全く考えていませんが、だからこそ、アダルトグッズを渡された時は衝撃でした。

アダルトグッズを恋人にプレゼントするって、そういう目的で付き合っています、適当に通販で選びました、アダルトグッズを渡すと喜ぶと思っていますって、いろんなことが伝わってくるじゃないですか…。これ、私の被害妄想だとは思いません。
プレゼントって、相手のことを考えながら想いながら選ぶものだと思うので、とにかく悲しい気持ちでいっぱいでした。今でも当時の気持ちが思い出せるくらいには。正直、これを書いているのも辛いです。

モラハラマザコンアムウェイ(以下MMA)「あ、そういえばバレンタインデーのお返しだよ」
私「わー嬉しい!なんだろう!ありがとう!なんか箱に入ってる…」
MMA「momonaちゃんの役に立つもの」
私「えーなんだろ!あ、美容好きだから美容家電とか?開けていい!?」
MMA「いいよ」
ガサガサ…
私「え…」
MMA「ふふふ」
私「え、えー…なにこれー笑(テンションが下がってる様子を見せないよう必死)」
MMA「いやーコロナ禍だから、家で使えるものをと思ってさ(ドヤ顔)」

もう耐えられませんでした。
抑えようと思っても抑えられず、ボロボロと涙が出てきました。「なんでこれを私にプレゼントしようと思ったの?」と私が発して、そのまま喧嘩になりました。
後のことはもう覚えていません。

あ、思い出しました。
結局アダルトグッズは捨てることになりその場でゴミ箱に入れました。
しかし、後日、別れた後に私の実家に(当時実家暮らし)"私の私物"として段ボールに詰められて送られてきました。え?わざわざゴミ箱を漁って、自分の責任を私に押し付けようと?○ねや。今思い出しても気持ち悪い

極度のマザコンとムスコン

MMAは、MMAの母親がカラスを白と言えば白、黒と言えば黒と言うような人でした。

私は、専門学校を2回卒業しています。
1回目はIT関係の専門学校、2回目は保育関係の専門学校です。
私は、webデザイナーになりたくIT系の専門学校に入りました。
ですが、地方在住で当時はまだリモート勤務もなかったので、自分の希望する会社が見つけられず、結局当初の希望とは違う事務職として就職しました。
事務職がやりたかったわけではないので、日々に充実感を得られず、やりがいも見出せず、堕落した日々を送っていました。
このままではいけないという思いから、当時アルバイトとして通っていた学童保育で、子どもたちと接することはもちろん、保護者の方たちと接することで、縁の下の力持ち的存在ではなく、直接的に誰かの役に立つ仕事がしたいという思いが強くなり、国家資格を取得できることもあって保育系の専門学校に通うことにしました。

2年分の学費や諸々の雑費を自分で貯めて、保育系の専門学校にて再スタートを切りました。

このことについて、MMAのお母さんが初対面の時に「親に申し訳ないことをしている」「保育は給料が低い」などと言及してきました。
初対面でこんなことを言うなんて失礼極まりないし、なにより夢や私自身を否定されたような気分になって大変不快でした。お給料のことについて言うのも、なんだか品定めをされているようです。

社交辞令で「MMA君は私にはもったいないくらいの素敵な人で…」と言った時には「そう思うならあなたも努力すればいいのよ?」と返されて、開いた口が塞がりませんでした。

私はMMAのお母さんに嫌悪感を示すようになりました。仮に結婚したとして、こんな状態ではやっていけないと思った私は、MMAに対してフォローを求めました。
「今日お母さんからこんなことを言われたんだけど、正直すごく傷ついたよ。もし今後似たようなことがあった時にはフォローしてほしいな。」と私が言うと、あろうことかMMAは「母が言うことは何も間違っていない。それに、事実を言うことは問題がない。」と返してきたのです。
今まで私の夢を応援してくれていたMMA、私の過去を話すと尊敬すると言ってくれていたMMAはどこに行ったの?

ブチ切れた私は「事実なら何言ってもいいんだね。お前セッ○ス下手でたまに痛いよ。あと私がイケメンイケメンって褒めてるから調子に乗ってるんだと思うけど、世間的に見たら下の上の顔面だよ。会社のこと誇りに思ってるけど、お前じゃなくて企業がすごいんだよ。」と返しました。
ブロックされました。ワロタ

ドがつくモラハラ思考

いや、長。まさかの書いた記事の中で1番長い記事がこれ。
MMAはモラハラと男尊女卑が酷かったです。よくいるモラハラ男そのまんまです。後遺症でしばらくカウンセリングを受けました。

干渉が酷い元カレの姉

サザエさんスペシャルかってくらいに長い;;;
よくここまでよくばりセットの内容充実させられたな;;;

MMAのお姉さんもお母さんと性格がそっくりで、大変キツく気の強い方でした。
私たちは結婚前に同棲をしようと計画を立てていたのですが、それについてなぜか、1番関係のないMMAのお姉さんが「同棲なんて絶対にしない方がいい。私の周りで同棲をした子達はみんな別れてる。」と、少ないエビデンスを持ち出しながら、わざわざ電話をかけてきたのです。

そもそも同棲の話がなんで他県に住むお姉さんの元に伝わっているのだろうと不思議に思いました。まぁ、MMAが喋った一択なのですが。
20半ばの男性が、自分の恋愛事情を家族に赤裸々に話すことは世間では一般的なのでしょうか。そして、その家族が私たち2人の間に無許可で侵入してくることは一般的なのでしょうか。私には分かりません。

アプリで浮気

もはや今までが強烈の連続でこれくらいじゃもうなんとも思わないくらいになったけど、最後の最後で強烈なのきたな。

結論から話すと、MMAは別れる直前にマッチングアプリに登録していました。

私の友人がMMAを発見し、私に教えてくれたのです。
私が問い詰めると「だって正直僕たちの関係ってもうガタガタでしょ。だから次の相手を探すのは別にいいんじゃない。」と正当性を主張してきました。全然別に良くないが。
いやいや、それはただの浮気だと私が反論し、今すぐにアプリを辞めてほしいと言うと、なんとMMAは「3ヵ月くらいのプランに入っていて、お金がもったいないから無理」と断ってきました。

優しかった頃のMMAはもうこの世界には存在しない、今目の前にいるMMAは私の気持ちよりも自分のお金を優先させる人だという残酷な現実を受け止めきれず、私はその場で泣いてしまいました。

MMAのケータイには1通のLINE。
おかめ納豆にそっくりな女の子がトーク画面に表示されています。
彼女は他県出身の看護師だそうです。そんな女の子とMMAが知り合う機会は1つしかありません。マッチングアプリ。

私はこの件について友人に相談すると「もうそんな奴とはすぐに別れろ」と言われ、自ら別れを切り出しました。
「もっと私のことを大切にしてくれる人と付き合いたい」と泣きながらMMAに伝えると「分かった」と淡々と答え、完全に私には冷めている様子でした。
おかめ納豆との恋愛が楽しくて仕方がなかったのでしょう。

元カレの現在

MMAはつい最近、おかめ納豆と結婚しました。まさかまさかです。おかめ納豆はこの記事に書いたこと全てを受け入れたのだなぁと思うと、鋼すぎるメンタルに驚くばかりです。相性が良かったんですね。
ちなみに、MMAのお姉さんのインスタにはまだアムウェイの製品がたくさん映り込んでいました。
浮気相手とそのまま結婚するなんて、こんな奴らが幸せになれるはずがないと思いながらこの記事を書きました。何があっても絶対に消しません。

別れさせ・復縁工作を検討中の方、依頼中の方へ


一旦冷静になって考えてみてください。
あなたが復縁したいその方は、UR(ウルトラレア)ではありませんか?
N(ノーマル)の方とN(ノーマル)な恋愛をしましょう。
あと、業者には依頼しないで。絶対に。

おわりに


元カレと、その現嫁が、目一杯恥をかきますように。


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