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読書会に初参加!『しなやかに生きる心の片づけ』

人生初めての読書会に参加してみました。

年間1,000冊読むこともあるほど読書大好きで「本の虫」の私ですが、もっぱら黙読のみ。

音読は大の苦手で、子どもへの読み聞かせも気が向いた時や強くせがまれた時にしかしません。

「得意なことは1人で黙々とやる」が自分流で、誰かと一緒に1冊の本を楽しんだ経験があまり無いのです。

それでも参加してみたいと思えた読書会。

最近お世話になっている、みねせりさん主催のオンラインイベントでした。

扱った本はこちらです。

渡辺奈都子さん著
『しなやかに生きる心の片づけ』。


何か聞いたことがある…と思ったら、なんと2018年に著書を読んでいました!

『人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論』

心理学についての本で、生きづらさの原因や感情に支配されず動くためのコツなどについて書かれた素敵な内容でした。

「そんな方が著者とは期待できる…!」
と思ったのですが、実は本の内容よりも良かったのが会での話し合い。


今回の対象だったパート1部分では、3人のケーススタディが扱われていて。

・誰のどの感情が気になるか?
・文から感じたこと
・モノの片付けとの違い
・自分がどうなりがちか?
・今後どう変化していきたいか?


などを発表し合う中で
「同じ内容を読んでいるのに、ここまで捉え方が異なるのか」
とリアルに感じられ、驚きでした。

私の場合は被害妄想戦士・I美さんに共感し、つい戦闘態勢になりがちな自分を改めて認識しました。

I美さんは、何かに駆り立てられるように走り続けています。
「自分は勝っていなくてはいけない、負けてはいけない、負けたら自分には価値がない!」と、なんとか自分の存在価値を感じようとしています。

最近は以前より少しマシになっているものの、気づくと戦ってしまうので要注意なのです。

また、意外とE子さんの状態も自分に当てはまると感じました。

他人の評価や環境に逆らわないように、時には依存して過ごしながらも内心は不満や不安を抱えている。そんな状態は「過剰適応」と呼ばれます。〜中略〜 E子さんの場合は、誰からも敵対視されず、見捨てられないようにする方法を選んでいます。

実はつい最近、自分にも見捨てられ不安があることに気づいたばかり。

その時のツイートがこちらです。

つい予防線を張りがちだなぁとは自分でも前から思っていましたが、まさかこんな心理が働いていたとは…

誰からも好かれる・認められる・素晴らしいと思われることは不可能だからこそ、必要以上に怖がらず生きていきたいと思います。


そんなこんなで思った以上の効果を感じられ、朝から感動した読書会でした。

クローズドの環境で、人柄を知っている方と話したから余計によかったのかもしれません。

とても良い本なので、お片付けや心理学に興味がある方は是非どうぞ。

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