最近あなたが、号泣したのはいつですか?
昨夜、オリンピック女子柔道52キロ級の阿部詩選手が、2回戦でウズベキスタンのケルディヨロワ選手に敗れました。
驚いた人も多いでしょう。
その後の彼女の号泣・・・。
僕は、大人の号泣で、これほどまでに大きな声での号泣を聞いたのははじめてです。
僕はあの時、ある言葉を思い出しました。
「感じてはいけない感情などない」と言う言葉。
これは企業にいた時に、精神科のお医者さんの講演会で聞いた言葉です。
「現代人は、小さいころから感情を抑え込む傾向が強い。特に日本人は。
『ここで笑ったら変人だと思われる』とか、『ここで泣くのは、場違いだ』とか・・・。
でもそんなことないんです。
だって人間だから、悲しい時は悲しいし、悔しい時は悔しいのです。
こんな当たり前のことを、皆さん忘れてませんか?
この素直な感情を、きちんと素直に表に出すことが大切なのです。
それはなぜか?
それは自分が『自分とは何者か?』を体験する最高の機会だからです。
感情を抑え込むと、喜びも、怒りも、悲しみも、驚きも感じない。
無表情、無機質なロボットです。
そう効率だけを優先したロボットなのです。
感情を表に出すことは、何よりも先に自分が自分と言う生き物を知る大切な機会になるのです。」
僕はこの言葉に衝撃をうけました。
そのためでしょう。
今、詩選手の号泣を見て、「美しい!」とすなおに感じたのです。
「自分に嘘をつかない」とは、言葉で言うのは簡単です。
でも昨夜の詩選手の姿勢こそ、それを行動にしていたと感じました。
達人とは、どんな状況でも、自分を大切にするんだなぁとも感じました😊
美しい!
#阿部詩選手
#号泣
#自己受容
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?