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狭い部屋で暮らしていた

今1LDKに住んでいるが窮屈に感じない
その前は1Rでの同棲、それも平気だった。

その昔、社員寮の2人部屋で過ごしたから。
7畳くらいの部屋に2人、カーテンの仕切り。

備え付けのベッドがあって、畳状になっているから布団をのせ、頭上にはこれまた作り付けの戸棚がせり出していた。

もう少し座高が高ければ起きるたびに頭をぶつかるところだ!私が小さくて良かったな!
いつも戸棚に思っていた
ちなみに同室者も私と同じか少し小柄だった。


下手くそアナログなイメージ図
イメージ膨らみます?
ベッドの下は引き出し

かなり経ってから
やはり昔その社員寮に暮らした先輩に
「いや、戸棚の方が足元だろ!」と言われて気づいた。

社員寮にいつも恩着せがましく思っていたことを恥じた
(もっと恥じるべきは他にある)


ちなみに、同室者が先輩の時はよく夜中にすすり泣く声が聞こえてきて心配になった。先輩が寮を出てすぐに昇任したと聞いた時には、辛い中で戦って努力されたのだなぁ、と勝手に苦労を思い、勝手な熱い祝福の気持ちに沸いた。

その後は後輩と相部屋になった。
しばらくして
「先輩大丈夫ですか?毎日“うゔ〜”って苦しそうにうなされてますよ。」と言われた。
うなっていたとは自分では気づかなかった。
とある日ベッドから真横に落ちた、受け身をとったのか首を浮かせていたが見事に仰向けのまま綺麗に落ちた。私は無傷だったが木の床は大きな音を立てた。

ほどなくして、『部屋が空いた』と言われたので
いそいそと荷物をまとめて、1人部屋へ。2人部屋を1人で使えるということ、備え付けだからベッド2つ付いてるけれど…気分でベッドを変えていた。懐かしい

狭い部屋に慣れているから1LDKでも平気だし
赤の他人との空間には気を使うし
思い込みで建物の構造に恩着せがましくしたら
恥ずかしいって話。

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