コーヒーがきっかけでトカゲを知る
コモドドラゴンをご存知か
“子供ドラゴン”じゃない、“コ モ ド ドラゴン”だ
私はよく知らなかった。
何年か前に行きつけのコーヒー店で“コモドドラゴン”という豆を買った。
これがとても好みで美味しくて記憶に残っていた。
(美味しさを上手く感じ取って表現できる舌がなくて申し訳ない)
コモドドラゴンとはインドネシアのコモド国立公園に棲む大きなトカゲらしい。(見た目はワニに近い)
先日TBSの“世界遺産”で取り上げられていてその生態を知った。
番組を見て興味深かった特徴
・寒かったり雨だと動けない
・舌で4キロ先の獲物が判る
・動ける環境では島の生態系の頂点に君臨する
・噛みついて毒で仕留める(ジワジワと)
・水牛に噛みつく→じわじわ弱る→付きまとう→事切れたら食してたらふくお腹に溜め込み1ヶ月食べなくても平気
・生まれてすぐは3.40センチと小さい、食べられないよう木の上で過ごす。天敵は成獣のコモドドラゴン
・成獣(て言い方合っているのか)は生態系の頂点に立つが、生まれたうちの2割程度しか生き残れない
・観光客は危険なのでガイドに付いてもらわないと歩けない
・島の子たちは「怖くない」なぜなら「きょうだいだから」人とコモドドラゴンは双子だったという伝説がある
いやぁとても面白かった。
なにこの生き物、強いのか弱いのか
賢いのか愚かなのか
繁栄させたいのか、自分の腹を満たしたいのか。
他の生き物でもそうなのかも知れないけれど
ヒトだって生態系ではまぁまぁ上位に位置するが、自立までに月日を要すし
そして巨大な文明を築いて、環境を壊したり救ったり。
賢いのか愚かなのか…
山に住めないのに、下りるのに登る
必要だから稼ぎ、稼いで使う、それでまた遊ぶために働く、私の小さな世界でさえこうだもんなぁ
あれこれと考えた。
「あのコーヒー豆の名前の由来かな」って軽い気持ちで見始めたら番組に夢中になった。
“コモドドラゴン”が美味しくて、それ以来インドネシア産のコーヒー豆が気に入ったので見かけたら買うことが多い。
コーヒーから楽しい生き物に、いつか行きたいと夢見る国に出会った。
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