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夫婦ふたり 準備と結婚観とか





・へんてこな結婚観

自分の結婚について
”一人暮らし”の”並列”だと思っている。
変な表現だけれど。

私にとって一緒にいて苦痛でない、ということは奇跡。

複雑な家庭環境で育ったからか
久しぶりに親に会うと頭痛や歯痛が出現。
親でなくても長時間人といることが苦手
「1人になりたい」と思ってしまう
(一日とかある程度ならもちろん全力で楽しい。)

だが全く苦痛さが無かった。

・予感から結婚に至るまで


付き合う前、既婚者か独身かも知らなかった時にふと
「この人と結婚している人がいたらそのお相手、羨ましいな。」
と思った瞬間があった。
普段、人を羨むことはない

いいね!とは思うことはしょっちゅうだけれど
それは肯定で『素敵!』とか『賞賛』の意味。
才能や見えないところでの努力、もしかすると苦労あってかも知れないから
無条件で人を羨むということはしないしできない。

でも結婚願望のなかった私が
あまりに一緒にいるだけの空間の居心地が良く
不覚にもそう感じてしまった
独身だと知った時、小躍りしたくなったのは言うまでもない。

ちなみに猛アタックのつもりで、相手がいないかを確認。
異性とは限らないので 彼氏、彼女の有無ではなく
「お付き合いしている方はいますか?」と聞いた。
仮に同性が好きな人だったとして
「付き合う=異性?ふん、浅はかなやつ」って嫌われたくなかったから。笑
どれだけ惚れているんだか。

猛アタックが功を奏したのか

食事してデートを何度か…と思っていた私は
突然の「好きです」という告白に段取り崩壊

しばらくしてから一緒に暮らし、そして結婚した。


・結婚準備 

結婚しよう、と言われ「1年待って」と言って準備したこと

借金精算 奨学金530万円と少し。
 一年ほどダブルワークして残りを完済した。
 別に頼まれてはいない。
健康診断 
 会社でも定期検診があるけれど念入りに
虫歯治療
 5年ぶりくらいに歯科受診したら神経やられていて根管治療
 なるものを受けた。歯を引っこ抜いて根本を治療してもらい、
 再び歯を埋める、凄い技術…
 自費診療を選択。12万ほどかかった。 
保険加入


・そうは言っても他人

ひねくれているので結婚に囚われず自由にしよーぜ
なんて思っていた。
理想の家庭像が全くなかったから。
強いて言うなら枠に囚われず”好きだから一緒にいる”
そんなロマンチックな状況が理想だった。
あ、今でもそれは変わらない。

だけど言ってもらったことを機に結婚し
皮肉にも実家(帰る家はないのだが呼称として)が壊滅したことで救われた部分が多々あった。
生まれて初めて心からの味方ができたのだと思った。

でもそうは言っても他人
互いに気持ちが離れたらそれはそれで仕方ないかな、
とも思う。
だが積極的に逃げたり壊したりするような負の言動はとらず頼ろう、優しさに甘えて良いんだ、と思えた。
そして大切にしてくれる相手を同じように大事にしたい。

他人だしある程度互いに生活が確立してから出会っているので相手を尊重したい、といつも思う。

ルールと言うか、互いにしていること
・挨拶、お礼はきちんと言う
・スマホや郵便物は見ない、持ち物も探らない
・考えを押し付けない
・見た目や考えに言及しない
こんなところか。
至って普通、友人と変わらないではないか。

なんでこんなこと書いてんだ、と自らも疑問だが
何となく、感謝の気持ちを忘れないよう
そして戒めの意味を込めて書いてみた。

ちなみに野望として
いつか偶然このnoteを見て「これってセイだよね?」と気づかれ
遠隔ラブレターみたいに届くと良いな、と思っている。
常に伝えすぎてもはや軽々しい私の想い
紆余曲折して真っすぐ届くことを願って。


どこまでも夢みがち 笑


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