筋膜 Fascia 個人的見解

Fasciaに対する様々な介入方法について、個人的な感想文を書いてみました。

八方美人にどれも良いと思うと書いていますが、理学療法士ももっと知識をつけていろいろと多職種とディスカッションできるようになるといいなーという想いは込めて。

初のnote利用、ワンコイン500円で買えるように設定しました。
なるべく平易な言葉で書かせていただきましたので少々正確な定義と異なる部分もあるかもしれませんがご容赦ください。
いいね！それは違うんじゃないの？などあれば教えていただけると嬉しいです。

2018/7/10　両TKA後5年を経過し、必ず膝周囲にある程度の癒着がある方の痛みが別部位への介入および痛みの捉え方で変化した経験例についても記載しました。

2018/7/12　納得を得るための筋膜Fascia徒手療法追記。絶対ここが凝っているから痛いのだとおっしゃる方にご納得いただくために筋膜Fascia徒手療法を用いた例について追記しました。
2019/5/15　腱板断裂と言われたが一回で改善した症例追記。90°までしか肩関節挙上できなかった症例でしたが、問診の時点でこれは救える可能性が高いタイプと確信していました。

目次
筋膜Fascia
その性質
なぜ痛いか？
ハイドロリリース
筋内注射
鏡視下のリリース
徒手療法
・Fasciaのつながりを使った手技
・安楽姿位を使った手技
・癒着部位をはがす手技
・穏やかな伸長を使った手技
痛みになぜ効くか？
・末梢神経で考える
・中枢神経で考える
・力の伝達で考える
・受容器で考える
・局所で考える
・全体で考える
癒着していると必ず痛いのか？
納得を得るための筋膜Fascia徒手療法
画像と症状がほんとに関係なかったヘルニア症例
腱板断裂と言われたが一回で改善した症例

◇筋膜Fascia
　筋膜というと筋肉だけを包む膜のようになってしまいますので、内臓を包む膜や脊髄・脳硬膜、支帯なども含めた膜性の結合組織を表すFasciaという表現の方が実際は適切だと思いますが、ここではどこについて言及しているかを書くときには～筋膜の言葉を使います。それぞれの性質はここでは下記の内容をご覧いただければと思います。