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歯みがきが嫌いな4歳児

歯みがきが嫌いな4歳児、それが柊ちゃんだ。3歳の時かな。定番だろうと思い、メロンの歯みがきペーストを買ってきた。「なんかやだー」と柊。しょうがないので、じいじ丸のお家では、なにもつけずに磨いていた。あるとき歯医者さんでオレンジ味の子ども向け歯みがきペーストを見つけた。「お姉さん、これ、珍しくないですか」と聞くと「そうなんですよ、あとひとつです」‥‥。「ください(°_°)」。でも、それはメロンよりよくないらしい。

それから一年くらいして、柊ちゃんの家に行くと、いちご味のペーストがあった。娘に「柊はいちご味なんだ?」、「そうよー」と返ってきた。早速、そのペーストの写真を撮って、購入。一ヶ月前だったかな。

柊ちゃんは寝る前に歯みがきをするので、「いちご味を買っておいたよ」と言って、むにーと出して歯ブラシに乗せた。そんなに多くない程度に。そうしたら「じいじ、少し減らしてよ」と言われ、少し減らしてあげた。それから一ヶ月後、昨日の夜だ。またまた、むにーと出して乗せて減らすと「じいじー、減らしてくれるのじいじだけだよー」とうれしそうだ。

そして、ふたりでベッドに行って、ごろんとしたとき。僕は思い出した。いつも歯みがき前に、カルピスを飲む習慣を忘れていたんだ。「柊、カルピス飲むの忘れてたね。飲みに行こうか。歯みがきもう一度しなくちゃだけど」と言うと「めんどくさい」と柊。「え、カルピスいいの?」と聞くと「うん、いいよ」ときっぱり言われたので、そのままおしりたんていの話をしながら、いつものように、じいじ丸は先に眠ってしまったみたいでした。

ちなみに、「じいじ、お話が止まっているよ」と耳元で何度か言われたのは、覚えています。

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