お疲れの体と上手に付き合わなくっちゃ。
心もそうだけれど、体が相当こたえているようだ。
一人になると、ふとため息をついている。フゥとかハァとか。いつもなら青信号が点滅し始めたら小走りで横断歩道を渡っていたのに、いまはちっとも走る気が起こらない。変わらずほてほてと歩いている。肩もまぁるく猫背気味になっているだろうな、きっと。極めつけは、あさ目が覚めて体を起こすと、ツーーーッ…鼻から赤い液体が流れてきた。慌てて枕元のティッシュを鼻につめる。
体が声なき悲鳴をあげているみたいだ。
しかし、お仕事は( 有り難いことに )たくさんある。まだまだ父が亡くなったあとの対応もたくさんある。ゆっくりと休める状況ではない。
お疲れの体と上手に付き合わなくっちゃな。
そんなふうに思った。
でも、やることといったら、あったかいコーヒーをいつもよりゆっくりと飲む。髭を入念にゆっくりと剃る。お風呂にゆっくりと浸かる。カーテンをあけてゆっくりと朝日を浴びる。ゆっくりと奥さんとハグをする。ゆっくりと道を歩く。
そんなくらいなことだ。
思えば、ゆっくりと、何かをやるってことはじぶんにやさしくする第一歩なのかもしれないなぁ。
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そういえば昨日のお昼は、DNAパブリッシング社長の伊藤さんとすごくゆっくりと料理が運ばれてくる野菜中心のイタリアンコースをご馳走になりました。夜は弟夫婦と肩肘張らないうどん屋さんでビールを一杯。気心知れた人たちの時間も、体にやさしくするひとつだと思いますです。
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