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しんどい作業のその先に。

 目をさましたら昼の12時をまわっていた。時間が夜の狭間に吸いこまれていて、眠りについたときの記憶もあいまいである。体調を崩していた。からだが眠りを、休息を欲していたようだ。こういうときに僕は自問自答する。

 「からだは一体なにを伝えようとしているんだろう?」

 うん、どういうこと? と不思議に思う人もいるであろう。そんな人のために、、というわけでもないのだけれど、小説家の吉本ばななが書かれていたこんな文章をシェアします。あぁ、そうですよね、と共感しました。

 仕事をやめるときって、体調不良だったり、ぎっくり腰したり、いろいろありますよね。みんなやっぱりサインなんだと思います。すぐ従えるほど、いいんだと思います。( ↓の記事より引用 )

✳︎ 無理をして人に合わせていないかな?
✳︎ 心がYesと言わない仕事をお金のためにやってないかな?
✳︎ 本当はやりたいことに言い訳をしていないかな?
✳︎ 向き合わないといけない課題を先延ばしにしていないかな?
✳︎ もう必要がない物事にしがみついていないかな?

 まだまだ一部ではあるが、こういった事柄をチェックするようにしている。こういった質問を自分自身に投げかけてモードを切り替えると、ぼやぼやぼやぁっと回答らしきものに思い当たる。見えてくる。このあたりは人間の脳ってよくできているなぁと思いますね。

 ただし、こういう視点でものを考え慣れていない人はちっとも思いつかないことだってあるかもしれない。それはセンサーみたいなものが錆びついてしまっている可能性がある。しかし、切れなくなった包丁も研げば切れ味が回復するように、そのセンサーも錆び取りさえすればよく動くようになる。このあたりは、( こういう視点にひじょうに疎かった ) 僕が身をもって実証していることなので大丈夫だと思う。まずは、上に書いた5つの質問について考えてみることをオススメします。

 そんなわけで、からだをよく休めると同時に、からだからのメッセージを受け取り、軌道修正すべき点を探っている最中だ。まだまだ垂れてくる鼻水を拭きながら。好きな珈琲を今日は控えて玄米珈琲を飲みながら。

 でも、まぁ、あれなんですよね。これかな〜という答えが見えてきたとき、「よし、じゃあ、やろう!」と軽いフットワークで動けることばっかりじゃないのが難点なんですよね。そこには往々にして心理的ハードルが立ちはだかるもので。それは、誰かに迷惑をかけちゃうんじゃないか、嫌われるんじゃないか、お金のことはどうしたらいいのさ、いやいや自分にはそんな才能ないし、あんどそーおん。

 という具合に、なかなかしんどい作業だったりするわけです。しかし、これを越えたその先にある、ちいさな希望を道しるべに重たい足を前に出してゆく。

【 おわりに 】
 今日も読みにきてくださって、ありがとうございます。
 このつぶやきも、このあたりから出てきたのかも、と思いました。


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