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描くという仕事。 - チカツタケオの絵と仕事 -

青空をバックにみなとみらいの観覧車を眺めながら、あたらしいnoteマガジンの立ち上げ作業を終えました。ひとつ、深くて大きな深呼吸。

2017年11月13日に取材。その構想が芽生えたのは2017年4月16日。じつに1年以上の歳月をかけて、今回の対談記事を公開できることをうれしく思っています。その対談がこちらです。

マガジンはこちら ↓( まだ記事はありません。第1回記事の公開は7月25日(月)です。気になる方はフォローをよろしくお願いします )

対談のお相手は、チカツタケオさん。名前を聞いただけではご存知ない方も多いかもしれません。ですので、マガジンに書いた紹介文をこちらにも。

村上春樹さんの『騎士団長殺し(新潮社)』をはじめ、湊かなえさんや東野圭吾さんなど著名な作家の装画(表紙の絵)、雑誌・文芸誌の挿絵など、数多くの素晴らしい作品を手がけるフリーランス・イラストレーター、デザイナーのチカツタケオさん。今回はチカツさんのお仕事のこと、ご自身が描きたい絵のこと、ピンチの切り抜け方、今の若いクリエイターたちに伝えたいことなど、たっぷりとお話を訊いてきました。

チカツさんとの出会いは、SNS上で偶然に発見した展示会の案内。開催日をチェックすると明日まで。。すぐさま奥さんと予定を合わせて、青山のギャラリーで開催されていた「装画と挿画のオシゴト」展に足を運びました。気持ちよく晴れた休日でした。

どんなに目を凝らして見ても、写真にしか見えない絵の数々。一つひとつの作品の前にじっと立ち尽くしてしまう。まるで写真。それは確かなのですが、写真にはない、なんらかの、ひっかかり、を感じます。そのひっかかりみたいなものが、ぼくの目を離してくれないのです。

家に帰ってからも、数日経ったあとにも、その絵がぼくの心にずっと残り続けました。あのときに感じたナニカはなんだったのだろう…。どうしても気になってしまい、チカツさんに直接、お礼ともに「お会いさせてください」とメールを差し上げました。なんとも図々しい気持ちが拭えず、震える手で送信ボタンを押したのをいまでも覚えています。

翌日メールボックスを開くと、「ありがとうございました/チカツ」という件名の返信がありました。ドキドキしながらメールを開封し、ひとりでガッツポーズしました。お会いできることになったのです。

と、チカツさんの対談記事が完成するに至るまでには、まだまだいくつものサイドストーリーがあります。が、長くなりそうなので、後編は数日中に書こうと思います。

いまはまだ、マガジン内に記事はありません。第1回目の記事の公開は7月25日(月)です。気になる方はフォローをよろしくお願いします。

ちなみに、第1回のタイトルは「上手いだけの絵に欠けているモノ」です。ぜひとも、おたのしみに。

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