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お墓 行方不明??

どうも~。終活日日是好日不動産のスエビバです!
今日はありない話だけど本当にあったお話を書いてみたいと思います。
よろしくお願い致します。

え~、かれこれもう5~6年前の話になります。
前職の仕事で、Tさんのサポートでお墓の改葬(お墓の引っ越し)のお手伝いをした時のとある浅草のお寺での話になります。

Tさんからは事前にここ数年なかなかお寺さんに連絡をいれてもつながらないというお話は聞いていたのですが、お話の通り数日お電話をしても繋がらないし、繋がっても住職が不在と言われ折り返しの連絡もなかったので少々不安はあったものの、これでは埒が明かないのでお寺さんに伺うことにしました。

事前に次にお引越しをする新しい改葬先の墓地管理者には、改葬許可申請書に署名・捺印をいただいており、後は現在のお寺のご住職に署名・捺印をいただければ書類が完成し、区役所に改葬許可申請書を提出すれば「改葬許可証」が発行されます。その予定でしたが。。。。

この浅草にあるお寺さんですが、そこそこ大きい敷地をもっている立派なお寺さんです。もちろん境内も広くお墓もたくさんあります。

まず、境内の中の事務所に伺います。女性の事務員さんがおられ、先日から何度かお電話をさせていただいてる者でご住職様とお話をさせていただければと思いお伺いさせていただきました。というと、事務員さんは「あっ」というような顔をされ、ご住職を呼びに行かれました。

数分後、事務員さんが戻られ、今日はご住職が忙しく対応できないとのこと。うんうん。確かにアポイントを取ってきていないのは私なので、今日は仕方ないと思い、電話でもお伝えしていたTさんの改葬の件でお伺いしましたとお伝えいただき、ご住職のご都合の良い日を教えて下さいと事務員さんにお願いするが、今の時点では予定が組めないので改めて連絡をいただけることでお寺を離れた。

後日、連絡が入るといわれていたが一向に連絡がなく2週間が経過。。
いよいよ痺れを切らした私が、お寺さんに連絡。繋がらない。
また、埒が明かないので翌日訪問することに。

訪問前にも連絡を入れるががつながらいまま、事務所へ。
事務所は空いているが、誰もいないので大きな声で「すみませ~ん」と呼び続けると奥の方から60代ぐらいの男性が出てきました。

先日からTさんの改葬の件で、連絡をしているものですがとお伝えすると
60代男性の方がばつの悪そうな顔をしています。
間髪入れず、私は「ご住職様ですか??」と問い質すと、「私が住職です。」というではありませんか。冷静にTさんの改葬の件で、ご相談がありますので少しお話をさせて下さいと言いますが、この期に及んでも今日も時間がないと言うので、少しこちらも対応を変えこれまでの経緯をひたすら話畳みかけます。すると、観念したのか応接室に通してもらえることになりました。

よく聞く話かと思いますが、改葬をするということはお墓を手放すということでお寺さんからすると、わかりやすくいうと解約扱いになるので今後の色々なイベントなどで得られる収入がなくなるという訳です。
こういった場合、私のこれまでの経験では高額な離檀料を請求してきたりするお寺も多いのでちょっとした嫌がらせというか解約させないように延び延びにさせているのかと警戒していました。変な話ご主人様と息子様のご遺骨を人質にとられているので、あまり揉めて取返しのつかないことになってもいけないので。。

そして、応接室に通された私は内心何を言ってくるのかなぁ~?と思いながら、Tさんの改葬の件についててご相談をしていきます。
ひとしきり、こちらでTさんの改葬の理由などについてもお話を終えたところで、ご住職さんが一言。

改葬の件については、了承します。ただ………。

「T家のお墓の場所がわからない」


ご住職、今なんと申されましたか~??

次回は、この続きで。。。
どうも最後までお読みいただきありがとうございました!!
もしよろしければ、スキ、フォローをいただければ最高にうれしく思います。ひきつづき、お時間ありましたらお立ち寄りください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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